9. バレンタインデーにはキーボードを洗おう
2月14日はバレンタインデーでした。というわけで、キーボードを洗いました。
・・・なんのこっちゃ?
いや、実はバレンタインデーとかなんとかってのは全然関係ないんですけどね。本来なら年末行事なんですけど、昨年の年末は何かと忙しかったものですから、今までずれ込んだってわけです。
さて、本題。キーボードは1年も使っていると、周りのゴミやらホコリやら手垢やら食べかすやら(ものを食べながらキーボードを叩いちゃいけません ^^;)で、何かと汚れます。それを綺麗にお掃除しよう、というわけです。
私は全部で9つのキーボードを持っています。もちろん、すべてのキーボードを常に使っているわけではなく、時々交換して新鮮さを演出しています。膨大な打鍵を支えるキーボードは、PCの部品の中で最もユーザー寄りで、最も気を遣わなければならないものだと思っています。
ここしばらく使っているのは、PFU社 の Happy Hacking Keyboard Professional JP です。昨年出させて頂いた本「IT技術者として生き残るための創造的発想術」も、このキーボードで書きました。1年以上使っていると、こんな感じです。拡大して見ていただくとおわかりになるかと思いますが、結構汚れています。
そこで、まずはキートップをひとつひとつはずしています。本来はちゃんとしたキーボードリムーバーを使うべきです。私は先日、人にあげてしまいました。ええ、キーボードフリークとしては、失格です。私は腕時計をこじ開けるための道具を使って、キートップをひとつひとつはずしていきました。さすが Happy Hacking Keyboard、キーがそれぞれ独立したスイッチに接続されています。
はずしたキートップをひとつひとつ丁寧に磨いてもいいのですが、それだと時間がかかりすぎます。そこで、キートップを洗濯用のネットに入れて、そのまま洗濯機に入れ、普通コースで「洗濯」しました。洗剤もちょっとだけ加えます。この方法が、キートップを綺麗にする一番いい方法です。
キートップを洗濯している間に、キーボード本体を掃除します。特にキートップの下に隠れていた部分を念入りに。外側は中性洗剤を含ませた布で拭きます。それにしてもキチャナイ。
掃除が完了すると、キーボード本体はとても綺麗になりました。そうこうしている間に、キートップの洗濯も終わります。水分を軽く拭き取って、念のために2日間ほど自然乾燥させます。というわけで、今はまだキートップは装着されていません。完成したら、またお知らせしますね。
そうそう、いくら私がキーボードフリークでも、すべてのキー配置を覚えているわけではありません。キートップをはずして洗濯して、さぁとりつけよう、となった時点でどのキーをどこに取り付ければいいかわからなくなったら災難です。そこで、キートップをはずす前には、本記事の写真1枚目のように、キーボードの写真を撮っておくことをオススメします。あなたもキーボードの掃除、いかがですか?