29. プリンタの紙詰まりを直しました(強引に)
またもやプリンタのお話です。最近、こんなのばっかり。
前回も書きましたが、弊社阪神支社(というか自宅事務所)には4台のプリンタがあります。レーザープリンタ2台に、インクジェットプリンタ2台です。
(本社にはこれとは別に3台のプリンタがあります)こんなにたくさんのプリンタがある理由はただひとつ、壊れた時のための用心です。
実際、数日前にひとつのプリンタが紙詰まりを起こし、にっちもさっちもいかなくなってしまいました。お手軽プリンタ、NECの MultiWriter PR-L5600C です。これ、A4カラーレーザープリンタなのに、1万円前後で買えるんです。いちおう、手作業での両面印刷にも対応しています。メインのプリンタは別にあるんですが、このメインのプリンタが壊れた時のための用心に、と設置していたのです。今回はこのサブプリンタが紙詰まりを起こしてしまいました。どうやら、正規の手順ではとれない位置に紙が詰まってしまったようです。
メインのプリンタではないのでしばらくほったらかしにしていたのですが、今日は大晦日だし、いっちょやってみるか、と分解してみることにしました(あくまでも自己責任で)。というのはですね、修理を依頼したら、状況を把握するだけで(実際に修理しなくても)5,000円ほどかかる、と言われましてね(実際に修理を依頼すると、この5,000円は修理費の一部として充当されます)。プリンタの価格を考えると、なんだかもったいない、って思っちゃいまして。やっぱりケチンボさんです。
さて、さっそく分解です。今回の分解は、KINGYO-ASSISTさんのサイトを参考にさせていただきました。
プリンタ前面のフタをはずすと、ネジが2個あります。このネジをはずすと、プリンタのフロントパネルがとれるようになります。
とはいえ、このパネルは結構ガッチリはまっています。KINGYO-ASSISTさんのサイトにも『フロントパネルを繊細かつ大胆に外します』って書いてありますが、これは結構勇気と力が必要です。バキッと割れたら元も子もないので、私は腕時計用の裏フタ開け器を使いました。隙間に差し込んでこじ開ける感じです。
フロントパネルがはずれると、今度は内側のネジを2箇所はずします。すると、上面パネルが取れるようになります。上面パネルもやはりガッチリはまっていますので、これもまた裏フタ開け器を使って『繊細かつ大胆に』外しました。
すると・・・ありました。
それはもう、バッチリ詰まっていました。隙間に手が入らないので、ラジオペンチを使って紙が破れないように少しずつ取り出します。
数分後、やっと取り出しに成功しました。元通りに組み立てて(この時、私はなぜかネジが余ることがあるんですが、今回は4つしかネジをはずしていませんので余りませんでした ^^;)、完成です。
電源を入れると・・・ちゃんと元通りになりました。このプリンタはまだ6,000枚ぐらいしか印字していないので(寿命は公称値で3万枚だそうです)、今後もまだまだ活躍してもらうつもりです。