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ビジネスマンのCore Value これをすれば上手くいく!!(前編)

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こんにちは。久しぶりにブログを再開します。

今日はビジネスピープルのCore Value、すなわち共通的価値観について書いてみます。

 みなさんは、仕事をしているときにどんな行動原理に基づいて仕事をしていますか?

 仕事をしているときに行動原理はその人の育って来た会社の価値観に大きく左右されると思います。僕はコンサルタントビジネスの価値観を叩き込まれました。その中で、一般にビジネスピープルにも活用できると思われるものを共通的価値観、Core Valueとして紹介します。まず今回は前編ということで以下の6つを紹介します。

  1. クライアントファースト
  2. 課題指向
  3. 最高品質
  4. 信頼の醸成
  5. プロとしての態度
  6. 相互利益の関係 

1.クライアントファースト

まず何と言ってもクライアントファーストです。日本語で言うと顧客第一主義です。どんなビジネスでも、必ず顧客がいるはずです。全てのビジネスは顧客にサービスや商品を提供して、よりよい社会を創るためにあるのです。従って、行動原理の中心に、常に、どのようにしたら顧客が喜ぶか、顧客が幸せになるかを考えるのです。自分の時間の大部分を顧客サービスのために費やすとおのずと結果が出てきます。また行動自身が純粋になります。製造業でも顧客に感動する商品や製品をどうやったら作れるか、を常に考えます。それは会社のバックオフィスでも同じです。バックオフィスの顧客は、他の社員かもしれません。そうした人が利益になるような仕事を常に考えるのです。

2.課題指向

ここでの課題は、自分の課題ではなく、相手、例えば顧客が感じる課題です。クライアントファーストで顧客の利益を考えると、逆に顧客が何を課題として感じているかを、推察します。そして、顧客の課題を解決するためのサービスや商品を設計、提供していくのです。顧客のかゆいところに手が届くような画期的な商品をだすことができます。サービス業などで実際に接客している場合は、顧客が困っていること、課題に感じていることを取り除いてあげると顧客はもっともっとサービスを買ってくれます。

3.最高品質

商品やサービスには品質があります。一般論として安い商品にはそこそこの品質が、高い商品には高い品質があると思いがちです。しかしここでは、価格に関係なく、顧客に対して最高の品質を提供するということです。例えばユニクロは低価格で非常に高品質の衣料品を提供しています。最高の品質は工夫次第で顧客に提供できるのです。要は、常に顧客に最高の品質のものを提供するにはどうしたらよいかを、考えることです。そうすればブレークスルーが起きて、今までにないサービス、商品が開発できるかもしれません。また日頃の仕事の中でも、常に自分の仕事の品質を最高にすることを考えます。コピーを取るにも、資料を作るにも常に最高品質のものを作るのです。そうすることで単純な仕事でも、常に最高のチャレンジをすることが大事なのです。

4.信頼の醸成

ビジネスライクという言葉がありますが、ビジネスは合理的で効率的に行うことが良いとは限りません。むしろ人と人との関係性を最重要に考えて泥臭くやることが成功の秘訣であったりします。特に自社と顧客、自分の顧客の担当者との信頼関係が重要です。人間ですから、信頼が生まれる為には、相手を信頼し、自分を信頼してもらうための行動が必要です。嘘をつかない、時間に遅れない、常に最高品質で望むなどの行動が信頼関係を醸成していきます。一度信頼関係が醸成されれば、顧客はまずあなたの会社の製品やサービスを買うことを第一に考えます。その後はその信頼関係を壊さないようにすることが大事です。信頼関係が長年醸成されていけば、ビジネス以外に人生の中での人と人の関係性が生まれることも良くあります。これは顧客だけでなく社内でも重要です。上司、同僚、部下と信頼関係を構築することで、最高の仕事ができ、さらに仕事も楽しくなります。

5.プロとしての態度

一つの仕事に5年以上働いている人は、それなりのプロフェッショナルです。初めての人に対して、圧倒的なその分野の知識やノウハウがあるはずです。こうしたプロとしての自分の能力にプライドを持つべきです。顧客に対して、また仕事仲間に対して、自分の得意な分野でのプロとして振る舞うことで責任感がでてきます。決して評論家であってはいけません。プロとして責任を持って語り、行動することができればそれがプロとしての態度です。どんな職業、どんな仕事でも、たとえそれが事務ワークであっても自分を信頼して、プロとして最高のワークをしていきましょう。

6.Win-win相互利益の関係

顧客や仕事仲間とビジネスを行って行く際、信頼関係を長期にキープしていくためには、お互いがWIN-WINの関係、つまり相互利益の関係であることが重要となります。しかし、これは結果論です。当初はクライアントファーストで望むべきですが、ビジネスで考えた場合に中長期的に互いに利益となるような関係性を模索しましょう。またそのようなパートナーとしての関係が生まれればよりよいと思います。

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