一般常識という「思考の衣」を剥ぎ取れば、頭の中がスッキリする
8月のある日の夜。
花火大会から帰った8歳と4歳の娘たちは
浴衣の帯を引っ張りながら
「あ~れ~」と言いながらクルクルまわっていました。
ああいうの、どこで覚えるんだろう?漫画かな?
「あ~れ~」とやった経験は、ボクにはありませんが
身にまとっている衣をはぎ取り、素っ裸にしていくあのサマは
男たちの永遠の憧れなのかもしれません(笑)。
さて・・・
9/28(金)に、新潟県上越市で
トライアングルコミュニケーションモデルイントロ講座を開催しました。
講座は出来る限り、お一人お一人のニーズを聞いて
その時々でコンテンツを柔軟に組み替えながら(というより即興で)
お伝えしているのですが
今回は、「思考法」+「コミュニケーション法」の2つの側面で
お伝えしてきました。
受講いただいたIさんから、こんな声が届いていましたよ。
自分が本当はわかっているけれど、意識していない事(わかりたくない事も)が、明確にされていき、自分を客観視できる面白い方法だと思った。仕事にしたいと思っていることにも利用できるので、日常的にやってみようと思う。
まず、自分の整理に使いたいが、いちばん身近な家族ときちんとコミュニケーションをとるために役立つと思う。
ありがとうございました。やはり、素っ裸になりますね……これやると。
そうなんです。
Iさんの声にあるように
私たちは、自分のことは自分が一番よく分かっているつもりでも
分かっていないことが、実は、たくさんあります。
「分かっていない」には、いくつかの種類がありますが
・頭の中にはあるが、意識できていない
・無意識は表に出したいのに、意識が止めている(隠している)
ことがあります。
私たちの中には
「本当は○○してほしかったのにな」
というような、過去の整理できていない気持ちや
「本当は○○できたらいいのにな」
というような、未来の夢、願望、希望、目標、望ましい姿、ビジョンなど
「本当は……」という肯定的な気持ちが必ずあります
けれども、日常は
「○○であるべきだ」「一般的には○○だ」
という知性や一般常識という「思考の衣」をまとい
本当の気持ちを見せないようにしていることが多いようです。
「本当の気持ち」と「知性や一般常識」の間にギャップがあると
頭では「○○すべき」と思っても、感覚的には「ちょっと違う」みたいな感じを抱き
なんとなくモヤモヤしたり、とっ散らかった感覚を抱きます。
トライアングルコミュニケーションモデルは
知性や一般常識という「思考の衣」をはぎ取り
「自分でも知らない(知りたくない)自分」を素っ裸にします。
「素っ裸にする」という表現は、少し怖く聞こえるかもしれませんが
「本当の自分の思いが分かる」と思ってください。
「あぁ、そうか~」「あぁ、なるほど!」が起きて
頭の中が整理でき、実にスッキリできるんですよね。
身にまとっている衣をはぎ取り
素っ裸にする男の憧れは叶いそうにありませんが(笑)
「思考の衣」なら、あなたご自身でも剥ぎ取ることができるかもしれません。
次回のトライアングルコミュニケーションモデルイントロ講座は
10/4(木)東京都新宿区にて開催です。
良かったら、遊びに来てくださいね。