「仕事のやる気とメンタルケア勉強会」を行いました

こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。

先週の金曜日（29日ですね）
新潟県妙高市にあります、新井ふれあい会館にて
「仕事のやる気とメンタルケア」勉強会を開催しました。

自分自身のメンタルケアについてや
リーダーの方が抱えているスタッフのやる気やメンタルケアについて
こちらから一方的に何かを伝えるというよりも
困っていることをお伺いし、それに答えていくという
インタラクティブな勉強会です。

今回、参加者の方から寄せられたのは、大きく分けて

気持ちが落ち込みそうなとき（または、落ち込んでいるとき）に、どのように対処したらいいか
若いリーダーが、年上のスタッフ（部下）に対して、どのように関わったらいいか

という２つのテーマでした。

まず、気持ちが落ち込んだときの対処についてです。

私たちは、普段の生活の中で、怒りや不満など
何かしらのネガティブな感情に出会うことがあります。
一般的にはよく、

「プラス思考をしよう」
「ネガティブに考えるのではなく、ポジティブに考えよう」

なとと言われています。
これらはとても大切なことではあるのですが
時に、怒りや不満を押さえ込む傾向にあります。
怒りや不満は、押さえ込むことがなかなか難しいですよね。
むしろ、「考えないようにしよう」と思えば思うほど、考えてしまうものです。

ですから、私は怒りや不満を押さえ込み、内側にしまっておくよりも
むしろ「気持ちを外側に出す」ことが大切なのではないかと考えています。

「気持ちを外側に出す」ための、いくつかのポイントは……

・声を「出す」
　車の中など、人の迷惑にならにようなところで怒りや不満を大きな声で出す
・涙を「出す」
・友人や知人に話しを聞いてもらい、思いを「出す」

その他の対処は、こちらの小冊子（無料）に書いてありますので
よろしければご覧ください。

続いて、若いリーダーが、年上のスタッフ（部下）に対して、
どのように関わったらいいかについてです。

私も以前経験があるのですが
年上の部下を持つリーダーは
どのように接したら良いのか悩みますよね。

「どのように伝えたら、思いが伝わるのだろう……」

年上だから気を使うし、
改善点を伝えるような場合は特にそうですよね。

だから、「どのように伝えたらよいのだろう」と悩まれるのだと思います。

確かに、伝え方を変えるのも大切ですが
私は、その前に「話を聞く時間を持つ」といいんじゃないかと思っています。
なぜなら、話を聞くことによって信頼関係が生まれ、話を受け入れてくれる土壌を作るからです。

私も以前、年上のスタッフと仕事をしたことがあるのですが
最初の頃は、「できるだけ関わらないようにしよう」と思っていました。
必要なことだけ指示するという感じでした。

けれども、チームの雰囲気をもっとよくしたかったので
毎月３０分はスタッフと話をする時間を設けました。
こちらが何かを伝えるというよりも
スタッフが今、思っていることや、起きていること
不満、問題、改善点など、いろんな話をしました。
時には、家族や借金の相談まで（笑）。

話を聞く時間を持つようになると、年上のスタッフも
普段は口にしていなかったのですが
いろんなアイデアや意見を持っていることに気がついたんですよね。
それを、実際にやってもらったりしました。

また、話（相手の思い）を聞くようになったら
意思疎通が取れるようになってきて、いい関係ができたせいか
無理にプレッシャーをかけたり、命令しなくても、
相手も私の話を聞いてくれるようになってきました。

なので、伝え方を考えるのも大切ですが
まずは、関係をよくするために、
話を聞くことから始めるといいんじゃないかと思っています。

話の聞き方については、小冊子で触れています。
また、拙著にも解決策が載っていますので、良かったらご覧くださいね。

このようなお話を１時間半ほどして
今回は終了となりました。

次回の勉強会は・・・

日時：8/26（金） 19:00～20:30
会場：妙高市新井ふれあい会館　控室Ｂ
会費：1000円

です。

ご自身やスタッフのやる気やメンタルケアにお困りではありませんか？
問題を解決して、仕事が楽しくなればいいな～と思っています。
気軽に参加してくださいね！

お申し込みは、こちらです。

リーダーとは、大変な仕事ですよね。

8/6（土）には、東京で
次世代の「育てる」を考える「ジェネレーションブリッジプロジェクト」講演会
を開催します。

開催日時：2011年8月6日（土）　13:30～17:30　（13:15開場）
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　　　　　(東京都文京区本郷2-14-10)
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定　　員：20人(先着順)

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