「もうプラス思考しなくていいの？」―本当のプラス思考とは？

一般的に「プラス思考が大切だ」と言われています。

プラス思考が大切だという話を聞き、「わたしはいつもネガティブに考えてしまう・・・」とお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。

以前は、私もそうでした。

たとえば、目の前に2000円あるとします。このとき、「あ～、2000円しかない」と通常は考えます。一般的に言われるプラス思考は、このような場合「2000円もある」と考えます。けれども、目の前には2000円しかないときに、「2000円もある」と考えるのは無理がありますし、苦しくなってしまいます。

「2000円しかない」・・・そう考えてしまうのは、あなたが悪いわけではないのです（むしろ自然なことです）。なぜ、そう考えてしまうのか・・・それは、今までふれてきた情報に関係があります。

私は、思考は「情報が蓄えられた結果」だと考えています。触れる情報をコントロールすることで思考のクセは変えることができます。

そこで、少人数のセミナーを企画しました。ＩＴ業界出身ゆえ、情報と心理学を融合して、脳を「一台のコンピュータ」と考えると、思考というものがおもしろくひも解けると思います。かしこまったセミナーではありません。どうぞ気楽に参加してください。

「本当のプラス思考」とは、わざわざ「プラス思考をしよう」と思う必要がありません。自然にプラスに考えてしまうのが「本当のプラス思考」です。これは、結構便利です。

たとえば、以前、私の家族に非常にネガティブな事件がありました（ここではお話しにくいので、詳細は当日お話します）。ネガティブな事件ですから、普通ならあわてたり、落ち込んだりするはずなのですが、私はなぜか落ち着いていました。そして、なぜだか自然と

「これにはいったい何の意味があるんだろう？」「これをプラスに考えたら、どんな意味なんだろう？」

こんなことを自然に考えている自分に気が付いたとき、なんだか自分で自分がおかしくなりました。

本当のプラス思考の仕組みや、プラス思考になるために方法、自分の中から、本当の答えを見つける方法について解説します。

プラス思考を「する」のと、プラス思考に「なる」・・・この差は、結構大きいと思いますよ。

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