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Microsoft ON@ITmedia オルタナティブ・ブロガーに参加して、Windows Vista の詳しい説明を受けた。Microsoft からの情報はたくさん入ってくるが、文書や Web 上の情報だけでは本質まで理解していなかったことが確認できて、私にとっては有意義だった。

谷川耕一さんのブログにも書かれているように、GPU を有効に使うとか、回転する 3D の立方体に動画を表示するとか、すぐにどう使うかイメージできない内容が多かったが、ソフトウェアを開発する側から見ると、また新しいチャレンジができるという意味では良いかもしれない。説明の中でも、アプリケーションが重要だということが強調されていたが、これらの基礎技術を使って、これまではできなかったアプリケーションを作ることができるようになったことは進歩である。

基礎技術を活かすことができる場をすぐには思いつかずに、否定的な意見が出てくるのはいつものことだ。最初に NTT が 100 Mbps の光ファイバーを日本中の家庭に入れるというプランをしていたときは、「何でそんなものがいるのか?」という否定的な意見がかなり多く出されていた。現実は、すでに多くの家庭が 100 Mbps でインターネットにつながり、Gyao などの動画配信のビジネスが拡がっている。

Windows Vista においても、現在の技術で可能なことを示し、どのように使うかを社会 (および開発者) に問うという状況である。Windows Vista が成功するかどうかはわからないし、「使い方がわからない」という批判も多く出るだろうが、その姿勢には共感できる。

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