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ソフトウェア製品開発現場の視点

iPhone 5 の更新はどうしようか?

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現在、ソフトバンクをキャリアとして iPhone 5 を使っています。月次の銀行引き落としの金額が12月から高くなっているので、調べてみたところ、iPhone 5 の購入から2年経って、月額料金の割引がなくなったためだとわかりました。さらに2年更新のペナルティなしの時期が近いうちに始まるということで、仕方なく iPhone の買い替えを考え始めました。

現在使用している iPhone 5 には特に不満はないのですが、月額料金が高くなるのは避けたいので、iPhone 6 にした方が良いのかもしれないと思い始めています。ところが、iPhone 6 はサイズが大きくなって、ポケットに入りにくくなっているとか、今使っている 32GB モデルが iPhone 6 ではなくなっていて、64GB モデルを買わなければいけないとか、あまり気が進まない状況です。こう考えるのもiPhone はハード的にはある程度完成していて、ワクワク感が少なくなっているということだと思います。ただ、ハード的な変更が少なくなっていることは、メリットという見方もできます。

CES で、IoT (Internet of Things) という言葉が広く発信されていることもあり、「何でもかんでもインターネット接続」という方向はしばらく続くと思われます。その流れの中では、iPhone などのスマートフォンの存在が重要な役割を果たしています。スマートフォンの普及によって、各種機器の制御側の端末の事実上の標準化が進んだことで、インターネットにつながる機器の開発の中で、ユーザインタフェースは、スマートフォンを前提にすることができるようになりました。これにより、開発リソースをコア技術に集中させることができ、IoT 関連製品の開発スピードの向上が実現できているように感じています。

スマートフォンを、電話でもなくメール端末でもなく、各種機器の制御のための端末と考えると、ある程度普及しているモデルにしておく必要があるのかもしれません。

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