VAIO Type-Uは、テクノロジー・ガジェットのリーディング・エッジ商品だ!
先日、ひょんな事から、久しぶりに、VAIO Type-U なんていう「ちびパソ」を衝動買いしてしまった。店頭でクレジットカードを手渡すときから、きっと長くは使わない。。という予測は立ったので、もちろん、いつもと同じで延長保証などは一切つけていない。予想通り、このパソコン、スタイラス好きでも無い私のような旧石器時代のパソコン爺にはとりつく隙が無い。筆者には、このスライドして出てくる格好良いキーボードが悲しいくらい使えないのだ。W-ZERO3ではバリバリのメール打ちがデキルのにだ。
きっとこれは、HP95LX以来慣らした筆者の指先のセンスが悪いのだろう。「過去の自信」と、「似たものが今、使えない」という焦燥感が、ひた隠しにしていたひがみ根性を露出させる。気を取り直して、新しいモノなら何でも1回は買う周囲の諸先輩方の動きを見ていると、どうも彼らじじいも同じらしい。(ひひひ、、、ざまあ見ろ。。。) 聞くところによると、どうも、大昔からあるThink Outside社の折りたたみ式ストアウエイ・キーボードがどことなく相性が良いらしい。そういえば、昔、同社の役員が来日され、最初のプロトモデルの1台を頂いた記憶が蘇った。そうか、あれが今頃役に立つのか。当時は、初めて見る人に自慢するだけしか使わなかったが。。。
早速、WEBで探したが、VAIO Type-Uを買った旧石器人が全員で探しているのか、はたまた生産に何か問題があったのか、、、秋葉原のマニアックなお店にも、WEBショップにもそのキーボードは全く見あたらない。思えば、ビックカメラの店頭で初めてVAIO Type-Uに触れたときの、、、店員さんの「これも慣れですから」と言った自信の無さそうな表情を読めなかった自分の責任だ。販売員との付き合いも長いが、まだまだ修行が足りない。
既に、ThinkPadの外付けキーボードから始まり、ハッピーハッカーキーボード、エレコム社の超小型84キーボードと3個もキーボードを買ってしまった。もちろん、Think Outside社のキーボードも予約済みなので、、合計4個、既に、4万円近い金額をキーボードに注ぎ込んでいる。本体購入時にデカ電池(当時は39800円)を買うかどうか躊躇して諦めたが、既にバカ、いやデカ電池を買ったのと同じくらいキーボードに注ぎ込んでいる。
最近のソニー社は極めて健全で、遊びが少なく、何にも考えずにフィーリングやデザインから入ったプロダクトはほぼ皆無になり、筆者の様なガジェットマニアには楽しいことが殆ど無くなってきたメーカーだ。しかし、VAIO Type-Uは例外だ。殆ど100%と言って良いくらいデザインから入り、ユーザビリティなど二の次のキーボードは、日常の使用環境の確立まで、超楽しい時間と無駄使いをさせてくれる。そしてユーザが離れるか固執するかどうか、その瀬戸際に長く居座れる製品環境を提供する、、、これぞテクノロジー・ガジェットに絶対に必要な最重要エレメントなのだ。