NW航空、176度のリクライニング「フラット」シートの謎・・・
週初めにノースウエスト航空にお世話になって米国のオーランドから帰国した。そのせいもあって、ちょっと古い話を思い出してしまった。ノースウエスト航空のWEBサイトには、同社の多くの情報が掲載されているが、中でも筆者が極めて興味を抱いているのは、以下の「サイトから引用したパラグラフ」の中に登場する「176度までリクライニングするフラットシート」という少し納得しずらい文節なのだ。
「フラット」とは、人によって多少解釈が異なるのかもしれないが、「フラット=平ら=180度」と考える単純な筆者はそれほど間違ってはいないと思う。では、敢えて同社が厳密に176度と、WEB上で謳ったのはどういう意図だろうか?。 乗客の中に細かい人が居て、分度器や長定規を持って計ったりして嘘だとばれたりしたら大変だからか?
実は、この話しは、筆者の周りでも2~3年前に論議になったことを思い出した。当時、確か、別に気にならず、何も思いつかない・・・というイマジネーションパワーのない人が50%、筆者を含む25%の意見は、飛行機はもっとも長い距離を飛ぶ平時巡航時に、仰角4度近辺で飛行するので、座席がマジに180度のリクライニングになると、実質の傾きは184度となり、頭に血がのぼるから(*^_^*)・・・という一見納得できそうな意見だった。今回の出張で、ボールを通路に置いて、機首側から尾翼側に転がるのを確認すればよかった。
半分ジョークの様なこの考えを笑ってとばせば済むモノを、子供の頃からエリートグループ育ちの某エンジニア君や某PM君は、飛行機の仰角は主翼がつくるモノで、人間が搭乗する座席の載る床は、その多くの時間、地表と平行(表現が非学術的で悪いが、、)であり、176度は、単にその機内座席をつくったメーカーのスペックだ・・というのが対抗意見だった。
まあ、どうでも良いことだが、常に専門知識の無い人間同士のディスカッションはプロから見ると滑稽だろう。さてこの話、本当は以上の2つ意見のいずれだろうか?。いやそれとも全く新しい考え方があるのかもしれない。最近はやけにどうでも良いことに興味がわいてしょうがない・・・・
しかし、以下のADVを見て認識したが、航空会社も、勝ち負けに影響するのだろうか?!もう少し他のグッドなコピーはなかったのだろうか?。(・_・、)
176度までリクライニングするフラットシートに上質の機内サービス、そして業界最先端のエンターテインメント・システムまで。さらに快適に、さらに便利に進化したワールド・ビジネスクラスは、ご到着までに充分におくつろぎいただき、リフレッシュしていただける空間です。それはまさに未来のビジネスクラスを現実にしたもの。機内で仕事をされたい方も、お休みになりたい方も、それぞれのスタイルでスマートに空の旅を。(NW WEB SITEより引用)
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