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長いIT産業の経験の甲斐も無く、成長の無いIT音痴の思いこみと勘違いのなんでもコラム

「格差」や「不平等」、「階級」をタイトルに掲げた書籍が増えています

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ほぼ毎日のように1~2回は書店に足を運ぶ筆者は、Guitarプレイヤーなどの音楽系雑誌から、mono系、Goods系、オーディオ系、BRIOや散歩の達人、ランティエ、Pen、LAPITA、LEON等や、腕時計関係のほぼ全て、ステーショナリー系、レストランガイド系、インテリア系、芸術・デザイン・絵画系、等々、マンガ以外の殆どのジャンルの雑誌を全て購入する書籍貧乏です。毎月購入する雑誌の数は恐ろしくて数えることが出来ません。

もちろん、毎月の様に発売される単行本も一度に数冊を買い溜めし、通勤時間に読破しようとはしています。大学の授業のある内は、往復の移動時間、約8時間の半分を読書に、残りの半分を原稿書きやプレゼンテーション・チャートの作成等に費やしていますが、夏休み時期や授業の無いときは、どんどん未読が溜まってゆく最悪の生活です。

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たまたま、ここしばらく購入した雑誌を除く書籍を、幾つか眺めて驚いたのですが、「格差」をメインテーマにした書籍を目にすることが多くなりました。それと同じくらい、人生の目的や価値観の見直しをテーマにしたヒーリング系?もありそうです。後者は時代を問わずいつものことですが、前者の「格差」や「階級」テーマの異常な増え方は明らかに、勝ち負けを素材にした流行モノと、闘う前からプリフィックスの逆転不能な「不平等」テーマを扱ったモノが多いようです。

人生、死ぬまでは、勝った方が必ずしも幸せで、負けた方が絶対的に不幸とは限りませんが、この現象は、事実は別にして、「勝ったと思っている人」と「負けたと思っている人」がかなり明確にいるのでは無いかと思わせる結果のようです。筆者の周囲を見渡しても、希に勝ったと思っている人は、多くを発言し、その発言の多くが自信からだけとはとても思えないのですが、ヤケに断定的だったりすることがよくあります。そして、負けたと思っている人は、その殆どが発言が少なく、そのバランスがより状況を加速している感があります。ま、実際には、よく判定のつかない勝ち負けよりも、単に成人度の差という場合も多いに考えられますが。。。

こういう少し嫌な感じがする複雑な時代、もう昔には戻れない時代に一番の言葉は、天上天下 唯我独尊 そして 犀のごとく独り行け って感じがカンファタブルでフィッタブルな感じがしてしまいます。 インターネットでBLOGな時代ですが、今、本が過去一番面白い時期の様に感じてしまいます。

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