El CapitanでUSBテザリング
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セミナーの準備をしていて、Nexus7とZenFone 5から乗り換えたHUAWEI GR5のテザリングを試しました。(GR5に乗り換えた理由については、エンジニアライフの記事「マイIT環境整備でタブレットとスマホをニコイチにした理由」に書きました。)
これまで使った公衆無線LANは遅かったので気にしていませんでしたが、自宅でBluetoothテザリングを試してみたところ、ひどく遅く感じたので、USBテザリングを使おうと思い立ちました。
ところが、El Capitan(Mac OS X 10.11)ではUSBテザリングができないのです。TimeMachineで古いドライバーを復活させる方法もあるそうですが、https://github.com/jwise/HoRNDIS/issues/42に記載されていた方法で、バックアップがなくとも対応できました。
- HoRNDIS-rel7をインストール
- 再起動
- ターミナルで以下を実行
sudo rm -rf /System/Library/Extensions/HoRNDIS.kextsudo rm -rf /Library/Extensions/HoRNDIS.kext
- HoRNDIS-rel8pre1をインストール
- 再起動
- USBケーブルを接続し、GR5でUSBテザリングをオンにする
これで無事にUSBテザリングが使えるようになりました。現在も自宅で(意味なく)USBテザリングしていますが、Bluetoothテザリングに比べると格段に速く、無線LANに直接MacBook Airをつないだ状態と変わらない使用感です。
なお、生命線の確保という意味では、El Capitanで確実に使えるBluetoothテザリングには価値があると思います。実際、昨年セネガルに滞在した際には、MacBook Airをホテルの無線LANに接続できず、Nexus7のBluetoothテザリングで事なきを得ました。
この手の環境整備は切羽詰ったときにはできないので、思い立ったときにやった方がよいようです。
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