勉強し続ける経営者
10月3日に開催された第91回「かわさき起業家オーディション ビジネス・アイデアシーズ市場」最終選考会に参加してきました。このオーディションは、筆者が所属するかわさき中小企業診断士クラブも後援しています。
今回は、久々に「かわさき起業家大賞(川崎市長賞)」の受賞者がありました。株式会社エスキュー松下幸夫氏です。市長賞に加えて他の多くの賞も受賞され、まさに賞を総なめにした感じでした。
松下氏は父君の経営する会社に入社して10年数年経つそうですが、入社してからずっと何かできないものかと悩み続けてこられたそうです。ご本人がおっしゃるには、「2代めでボーっとしている自分がどうにかここまで来られたのは、ずっと勉強を続けてきたからだと思う」とのことでした。
この言葉に感銘を受け、思わず胸が熱くなりました。努力すること、そして努力を続けることが重要だと再認識しました。
さて、最終選考会に出場された各社の情報を拝見していて気になったのが、ホームページやメールのドメインです。 ホームページについては、フリーのホームページ構築サービスやビジネスパートナーのドメインを使っている会社がありました。メールは、ISP、フリーメール、そしてビジネスマッチングサイトのアドレスを使っている会社がありました。 筆者は独自ドメインのホームページとメールを、昨年5月からの1年間、わずか480円で運用してきた実績があるので、それを教えて差し上げたい衝動に駆られました。
なお、ホームページやメールについては、最終選考会に残られた企業だけの事情でなく、小規模企業様全般に言えることです。ふだんからお付き合いのある範囲での取引では問題ないでしょうが、ネットで検索してホームページに行き着いた場合を考えると、やはりドメインはきちんと取得しておいた方がよいと考えます。