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台風18号の影響について考えてみた

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週一くらいは書けるかなと思っていたんですが、まあ、難しいですね。という言い訳をいつものように書きつつ。

先日、台風が二年ぶりに上陸し、都心はかなり混乱があったようですね。「ようですね」というのは、僕は前日から自宅作業をすることし、家から出ていないか らです。開発の仕事はこういう時にやりやすいですね。会社にリポジトリに家から接続し、終わったらコミットしておけば普段どおりの作業が可能です。不便なのは同僚とのコミュニケーションにが少し面倒な点くらいでしょうか(それでもSkypeでそれなりになんとかなっている)

さらにニュースを見ているとJRのほとんどが止まり、通勤客に大きな影響が出たとのこと。影響した通勤客は約230万人とありました。不思議なのはなんで こんなにたくさんの人が出社しようとしいたのかということです。台風が直撃するコースであることは予報からすれば明確なのに、どうして会社に向かっているんでしょうか。

もちろん、中には行かないといけないという人も多いでしょう。医師や公務員など、災害時であること自体が仕事になる人がいるのは容易に想像できます。また、どうしても今日仕事をしないと明日以降の業務に重大な影響がある人もいるでしょう。納期が近いとか。しかし、そんなひとが230万人も居るとは思えません(影響があったのが230万人ですから、影響がなく出社した人もたくさんいたことでしょう)。統計を調べてみると東京都内の通勤人口は600万人だということです。これらすべてが今回の鉄道の混乱に巻き込まれたわけではないですから、けっこうな数の人がこの荒天にもかかわらず出社を試みたと思っていいのではないでしょうか。Twitterをみていてもなんとか会社にたどり着こうとした人が多いことが伺えました。

僕は今回はたまたま、自宅で作業ができましたが、そうでなくても出社は見合わせていたと思います。ほんとうに一日仕事をためられないほどの余裕のない中でみなさん仕事されてるんでしょうかね。自然災害があってもこれだけの人が休むことができない(あるいはそう思い込んで/思い込まされてい る)ということ自体がなんとかならないのかな、と思ってしまいます。たぶん、長時間労働の常態化とかと似たようなところにあるんじゃないかなあ、とそんなことを考えておりました。

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