ソーシャルストリームがポストWeb2.0時代の最大のトレンドであることについて
#Stream
最近、吉松さん(アイスタイル)や徳力さん(AMM)らと長時間話す機会があり、そこで ソーシャルストリーム(もしくは単なるストリーム)の話が出た。
お二人とも僕が フィードからストリームへと変遷してきたWeb上の情報の”流れ”に着目して、相当にそこへの理解に時間を割いていることを知っておられて、話のポイントを差し向けてくださったのである
(フィードは流れを押し出す力=Feed であり、ストリームはそれらを含む流れそのものだ)
米国のインターネット業界では、ストリームの概念は非常にポピュラーになってきている。僕の意見を誰かが読んだわけでもなく、また、僕も欧米のメディアからインスピレーションを受けたわけでもなく、ほぼ同時にこの概念に注目し始めた。これが自分的には面白いし、心強く思っている。
しかし、不思議なことに、日本ではまったくといっていいほど、このストリームについての論議を聞くことはなく、僕以外のブロガーや起業家、評論家からの説明を聞いたことがない。これはどうしたわけなのだろう??
ストリームとは、非常に細小な粒度の情報群をリアルタイムで世界中に伝達しまくる仕組みと、その概念だ。
詳しくは(なんども引用して恐縮だが)このエントリーをみてほしい。
http://blogs.itmedia.co.jp/speedfeed/2009/01/twitterweb-9bd5.html
仕組み的には、短いエントリーとパーマリンク、引用された短縮リンク、そしてタグ。これを非常に速い速度で配信しつづける。同時に、APIとRSSフィードを使って、他のメディアでも利用できるような標準フォーマットになっている。これだけだ。
たったそれだけのことなのだが、現在の起きている or 起きつつある事象や意識の流れがストリームによって表現されつつあり、Web上の記憶や記録を手中にしたはずのGoogleでさえ、その流れに追いつけていないという現象がおきているのだ。
誰か僕のこの意見に反応してもらえたら嬉しい。
”クラサバからクラウドへ。 PCからスマートフォンへ。 サイトからストリームへ”