羽をもがれる思い転じて...
おはようございます。
今朝まで晴れ。これからお天気が崩れるとか。16.0℃ 1012hPa@5.05am。
===ほぼ毎朝エッセー===
知りませんでした。
代表取締役は管理部門や事業部門の担当役員であってはダメなようなのです。代表取締役として役員の担当をしていいのは経営企画系や監査系だけなのです。今までは、様々な私がなるべく幅広く手を出すようにしてきました。だから少数精鋭でやってこられた一面もあるのでしょう。
ところが、今は、感覚的には「ことごとく」禁止され始めています。代表取締役に犯罪を起こさせない仕組みだという内部統制上の理由ですが、自分がずっと創ってきた自負がある会社の中で、何だか羽がもがれた気持ちです。
もんもんとした気持ちでずっといたのですが、経営企画、つまりは会社の方向性を決めるということに関して、突然ひらめきました。
「そっか!次世代の研究は経営企画の仕事じゃないか!」と。
次世代の研究は、急がないけど重要なことの最たるものですよね。何せ会社の未来を決めることですから。ところが、管理部門でも事業部門でも、なかなか進まないのも事実です。
従来自分は、事業部門から次世代の種が出てくるようなことを考えていましたが、日々の優先順位はどうしても目の前の業務に置かれますよね。研究にはなかなか余力が周らない。
「なるほどねぇ。だから先端技術研究所とか基礎研究所といったところがあるのか。そして、それは経営企画の機能の中で動かすものなのかもしれないな」。このように思えてきたのですね。
すると羽をもがれたなんて残念なことではないです。もっと堂々と次の道筋を実験していいということなのです。道筋が見えてきたら、事業部門に渡していけばいいわけですね。内部統制ありがたや。
それがゆえに、今、新しい研究所を創ろうとワクワク妄想が膨らむ朝でした!