時の経つのが早いと感じるのはなぜ?
おはようございます。
雨上がりの朝。道はまだ濡れています。
===ほぼ毎朝エッセー===
「最近、時間が流れるのが速いなぁ~」
このようにいつも感じていませんか?
目の前のことに集中していると、いつの間にか月日が流れている。そんなことから時間が流れるのが速いと感じるのでしょう。でも、これはいつの頃と比べて流れが速いと感じるのでしょうか。昨日の日報へのコメントでNさんに聞いてみました。すると返事があります。
「小学生・中学生・高校生のころはもっと1年が長かった気がします。入学式、夏休み、運動会、修学旅行、卒業式...等、季節ごとの行事、自分の成長が感じられる行事がたくさんあったせいでしょうか」と。そうそう。多分、その頃の日々と比べて今の時間の流れを速く感じている。
すると、小学生・中学生・高校生の頃と今とでは何が違うのでしょう。
そのころはより多くのことを吸収して、体も大きくなったり変化をして、未知のことが多くて新しい体験だらけ。まさに一寸先は闇ではないけど、ちょっと先に見たこともない自分がいるかもしれないというワクワクがあったのでしょうね。さらに、自分が変化しているからが故、少し前の記憶も大きくとらえ方が変わっている。だから1年前と今日とでは大きく違いがあるように感じることが、1年前を遠く感じさせている。
それと比べると「最近、時間が流れるのが速いなぁ~」と感じる今。それは未知の部分が少なくなってきていて、毎日が繰り返していることに飽きてしまっていることが原因なのかもしれません。つまり「変わっていないなぁ」ということの裏返しなのかもしれません。
色々と変わっているつもりでも、価値観が変わるくらいまで変わっていない。同じ価値観で同じ過去を眺めても、それには差があまり感じられない。だから、時間が流れるのが早いと感じるのかもしれません。
だから、価値観が変わるくらいの変化をしていくのが楽しいのだ。時間の流れにぼやくほどの暇はないのだと、そう思ったりしています。そして、どんどん加速していきながら、ますます時間の流れが速く感じるわけです。そもそも集中すると時間はあっという間にすぎますからね!