断捨離下手の経営術
おはようございます。
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===ほぼ毎朝エッセー===
私はモノへの執着は小さい方だと思います。ところが断捨離は下手です。それなので、古い歴代のパソコンやビデオデッキなどが部屋に残っています。それでも新しい何かがあると、すぐそれに飛びついてしまいます。それで捨てるのが苦手なのだから大変です(笑)。
私は人に関しても断捨離が下手なようです。交流を絶ったような人は殆どいません。あるいは、社員でも、出ていってもらった人は殆どいません。人についても断捨離下手。でも、人に関しては、断捨離下手は幸運な方に作用していると思っています。
古くなったモノは邪魔でしょうが、人に関しては、お互いに成長したりします。変化した古い友人たちと、新しい考え方を交えることは、とても楽しいことです。社員にしてもそうです。私は皆が成長できることを信じているので、断捨離という手段は選ばず、社員一人ひとりに適材適所が見つかるまで、色々と部署や場所を変えたりもしてみています。
昨年はサポートと営業の交代などということもやりました。今年度は大阪と東京のメンバーの一部入れ替えを実施しました。グループ間の人事ローテーションも増やしています。どれも、総じてフィードバックがいいです。
今、正社員の人数は80名ほどです。これくらいの規模なので、ここ数年は面白いローテーションができたりもします。大きい組織にはその余地がありますね。それが個人の成長を促すことにもなる。故に、人の断捨離をしないために人事ローテーションを使っているとも言えるでしょう。
最近、サテライトオフィスを作ろうと動いています。テレワークの実験場にしようとしているのですね。そちらへの短期的異動なども、いい刺激になるのではないかと考えています。いや、そのためにサテライトオフィスを作ろうとしているのかも。人を切るのではなく、活き活きと仕事ができる場所を見つけるまで工夫をする。働くのに選べる場所は多い方がいいですから。
それが断捨離下手の経営術なのかな、などと思っています。