CACHATTOがインドで好評です
おはようございます。
ムンバイのホテルからの朝メールです。3時間半の時差はプレッシャーが高いです(笑)。インドではほとんど外を歩くことがないので気温はあまり気にならないのですが、昨日の予報は34度、今日は33度です。また、スモッグが発生していてとても気になります。フィンランドではマイナス32度超えだったので気温差65度以上!差が激しいです。
===ほぼ毎朝エッセー===
□□インドで好評です
インドの会社を日に2社ずつ訪問しています。昨日はA Mutual Fundという会社とH Bankの二社を訪問しました。インドではCACHATTO India Private Ltd.という会社を設立し、そこに社員を雇い始めています。3月には3名常駐での体制になります。現地企業からの注文も入るようになり、少しずつ立ち上がってきています。
交通事情が悪いインドです。日に2社の訪問が精神的にも限界です。移動で随分とエネルギーを吸収されます。道が慢性的に渋滞しているだけでなく、あちらこちらに人工的、あるいは自然にできたバンプがあり、さらに車もダンパーが抜けたような乗り心地です。縦揺れが激しく、下手をすると車酔いしてしまいそうです。
その中でも、お客様訪問では励まされます。
A Mutual Fundでは、CACHATTOの2点についてほめてもらいました。1点目は、外向きのHTTPSポートだけで通信を成り立たせていること。2点目は、e-Janが期日通りに開発したものを提供する会社であること。それには、新機能の実装されたアプリがが期日通り1月15日に提供されたこと。さらにすぐ、問題点を改善したものがすぐに届けられたこと。開発チームの頑張りが認められています。
「さすが日本の会社。約束をきっちり守るし仕事が早い。コミットメントがいい」。こんなほめられ方をされました。肝心の発注に関してはもたもたしており、3月末までに他社品との比較を終えたうえで結論を出すとのことでした。発注する際には、さらなる新機能も持たせてほしいとの要望が出る予定です。
次に訪問したH Bankでは、今週木曜日にPoC (Proof of Concept:トライアル)を実施することになっており、セキュリティ、運用、ビジネス、基盤担当のメンバーが10人ほど集まっての打ち合わせになりました。
毎回、CACHATTOとは何ぞや、から始まるのでなかなか大変ですが、「We are excited to PoC CACHATTO since we have never tired any remote access solution yet」と、先方が大いに期待しているコメントをもらいました。でも、彼らの中での部署間調整がなかなか大変な様子がうかがわれました。
インドの金融では情報漏洩に対する意識がものすごく高まっています。スマートフォンだけでなく、タブレットやPCを経由した情報漏洩の対策ができるCACHATTOには、現地の各社からの期待が大いに高まっていることがひしひしと感じられました。
先日1,000社導入したニュースを書きましたが、その後、100社はいつだったかを調べました。2007年度に31社の採用があり、そこで100社を超えていました。つまり10年で10倍。次の10年で10,000社の導入をグローバルに成功させるためには、今のインドでの地道な活動も必須なのでしょう。
ちなみに毎年126%で10年間伸ばせば10倍になりますね!