25年ぶりに転んだ
おはようございます。
久々の朝メール。なんだか手順に戸惑ってしまいます。
-2.0℃ 1001hPa @5.00am。今朝はくっきりとした東空の下弦の月が印象的です。
===ほぼ毎朝エッセー===
2週間お休みをいただきました。留守中もしっかりと運営をありがとうございました。特に、2月のこの3連休ではオフィスの大きなレイアウト変更などもあり、なかなか大変だったことだと思います。会社は私が不在でもきっちり回っているようでした。不在中に新規受注が、インドの会社を含めて6件あり、累計の受注社数も997になりました。さらに、一度採用見送りになった重要案件もまずは1000人規模で販社まで受注してるとのことです。私が不在な方が会社が調子いいのかも、とまで思ってしまいますね。笑いごとでなく。(汗)
さて、その不在の間何をやっていたのか。はい。滑りまくっていました。今年はAudiのIce Experienceに参加しました。一昨年に行ったのと同じです。今回はIce Experienceコースに加え、Pro Exclusive Experienceコースの二つを続けて取りました。車で氷の上を横滑りさせ、それを制御できる楽しさは、スキーの何倍か面白いです。一昨年、それにハマってしまい、昨年はBMWの氷上走行に行ったりもしました。
今回の経験で分かったことは、横滑りをさせることが目的なのではなく、速く走るにはなるべく横滑りをさせない。否応なく横滑りをさせたとしても、安定的に制御できることが大切だということでした。なんだか成長しています。凍った湖の上に積もった雪を除雪したコースがあり、それを柔軟につないだりすることで、コースが七変化します。
特にPro Exclusiveコースでは、車が一人につき一台与えられ、終日コース走行を練習するのです。上達の目途としてタイムアタックもさせられるのです。当初は積極的に横滑りする「ダイナミック」な走り方でいこうと思っていた自分も、タイムが出るとそれでは速く走れないことを痛感。車の制御をしっかりとさせる走り方に変わっていったのでした。
面白いもので、当初は理屈で走りながらいたものが、次第に反射的な動きへと変わっていきました。スポーツに共通したものですね。ある程度は体が反応して、その上に理屈を考えるようになってくるのです。そして、皮肉なことに、最終日になんとなく分かった気がする、次へのヒントをつかんだ気がするのです。きっとまた行ってしまうでしょう。それにしても氷上を毎日250kmほど集中して走っていると、その疲労感は半端ないです。いう通りまさにブートキャンプでした。
今回のコースを二つつなげたことで、何もない日が1日できました。日本人の知人たちで、この日にスキーに出向くことにしました。Leviというワールドカップも行われる北極圏のスキー場でレンタルをして3時間ほど滑ることができました。粉雪が固まった状態の雪質は最高です。
低温のために雪が溶けないためか、スケーティングが辛いです。そして、立ちゴケを含め、2回ほど転びました。お尻からの安全着地だったのですが、意外と痛いのです。粉雪といえども固まれば痛いものでした。考えてみたら、スキーに行ったのはe-Janで湯沢に行った以来で10年ぶりです。その前はアメリカ留学中でしたから24年前。転んだのはそれ以来なので、なんと四半世紀ぶりに転んだことになります。
スキーの翌日には、フィンランドとノルウェー、ファインランドとスウェーデンの国境までドライブしました。案の状、何もないですが、目標とするにはちょうど良かったです。
また、オーロラも肉眼で何とか見えるレベルにまでは出ていました。
ボンネットやウィンドシールドに積もる雪の結晶も様々で面白いです。スマホでもそれなりに撮れます。
何よりも楽しかったのは、共通の趣味を持つ知り合いが増えることです。合宿的なノリがありますから、日々の会話も深まります。日本人仲間では、仕事では直接関係のない人達ですが、いろいろなヒントをもらえました。また、ドイツ人やオーストリア人の車好きな実業家たちとも知り合いになれました。そうそう。昨年のBMWで一緒だったカナダ在住のベラルーシ人実業家にも声をかけたら、一緒のコースに参加してきました。不思議なネットワークが広がっています。
ベラルーシ人が作成してくれた昨年のBMWでの様子、Youtubeのリンクをここに置きますね。こちらは、逆ハンドルのドリフト走行が中心のコースでした。雰囲気もわかると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=MHr2B9S071w&t=157s