会社のどの範囲までを自分たちで変えていっていいのか?
おはようございます。
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===ほぼ毎朝エッセー===
「決まりがある」、「ルールがある」、「制限がある」。
いつの間にか仕事が制限させられていると思うことはないでしょうか。確かに会社が成長していく中、急いで会社組織を運営するためのルールを多数作りました。就業規則類や、ルールブック、さらには不文律までいろいろとあります。その中で、実は、本当の制限って殆ど無いのです。
会社における業務と文化、それが可変なのか不可変なのか。四象限だとこんな感じでしょうか。
1. 業務×可変
2. 業務×不可変
3. 文化×可変
4. 文化×不可変
それぞれをどのようなものか考察してみましょう。
1. 業務×可変
普段の仕事の進め方におけるルールたち。改善できるのであれば、どんどんと改善していくべきことです。
2. 業務×不可変
ビジネスには、ルールがあります。これらは不可変です。法律を守ること、支払い期限を守ること、お客様の安全を守ること。
3. 文化×可変
文化を醸成するものには、業務以外にも就業規則からイベントまで様々なものがあります。いいことはどんどん試す。
4. 文化×不可変
会社として重要視する価値観があります。これらは会社によって違います。e-Janだったら、まじめであること、革新的であること、公平であること。
これらの中で、自分たちの都合で変えられないものは「2. 業務×不可変」だけです。いわゆる社会におけるビジネスのルール。これは守らなければいけません。驚くことに、それ以外は可変なのです。いつの間にか変えられないと思っている自分たちがいるだけなのです。
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CACHATTO事業は第三の波に乗り、会社が大きく飛躍し始めました。そのときにおけるルールや決まりは、当然、今までとは変わります。「リーダー層が会社をどんどんいい方向に変えていく」ということで、実は私は、どんどん提案・提言をしてもらいたいと日々思っています。
先週の木・金に初の試みで行われた「半期キックオフミーティング」。リーダー層で行われました。経営層は参加せずにです。それが良かったのか。活発な議論がされ、課題の共有と、改善へのアイディアが多数出たそうです。細かい報告はこれからですが、まずは会議の仕方のルールから決まったそうです。そして「半期キックオフミーティング」も「e-Jan改善会議」に改名されたとか。
その中でのひとつの感想が今後を期待させます。「大きな飛躍のための会社の基礎をみんなで作り上げていこうという共通認識ができたことが一番の収穫だったのではないかと思います」、と。
そう。大きな飛躍を迎えるには、自分たちが創ったルールで会社運営をする。なんとも楽しいことではないですか。これから、どのような会社にしていくのか、なっていくのか。私としても、とても楽しみです。