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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

「仕事が楽しいです」と4月入社の新入社員

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おはようございます。

さらに暖かくなりました。今朝はすきっと晴れ空。神宮外苑の銀杏並木が鮮やかな新緑になっています。

===ほぼ毎朝エッセー===

昨日のDR (Dairy Report:日報)を読んでいて目に飛び込んできたGood Newsがあります。

「仕事が楽しいです」

この春に入社したSさんのものです。彼は、QAG (Quality Assurance Group) に配属され、そこにいるOさんやMさんらと、自動テストの手法開発で盛り上がっているようなのですね。彼のGood Newsから引用してみましょう。

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[Good News/Appreciation Massage]
* 仕事が楽しいです。特に、MさんやOさんやKさんと技術的な話をしている時間が楽しいです。もっと自己研鑽に励み、知識をたくさん身に着けてチームに貢献できるよう頑張ります。
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新入社員として入社して、様々な戸惑いがあると思う4月時点。すでにこのように思えるとは、私の新人時代と比べるとなんだかうらやましいくらいです。

各部署の陣容も厚くなりつつあります。このようなディスカッションが随所にみられるようになってきています。e-Janは明らかに「三ステージ」を迎えたというところがこのような現象です。考えてみたら、このようなことは、従来はできなかったことです。目の前の仕事が多く、リソースが足りず、追いかけられている感がありました。

昨年から採用チームで系統的かつ能動的な採用を始めたのも功を奏したのでしょう。面白い人たちが入ってきています。さらに台湾からの新卒技術者たちもしっかりと育ってきています。技術開発サポート周りの陣容が厚くなってきています。

ちなみに「第一ステージ」とは、ビジネスモデルを創り出す段階。つまり何でお金をもえらるのかを探って実証することです。それには、少人数でひたすらハードワークを通じて、モノを創り出す必要があります。つまり「創り出し」の時代。

「第二ステージ」とは、ビジネスモデルを定着させる段階。つまり社会に受け入れてもらって沢山買ってもらう。事業としては大いに拡大します。そして、事業の拡大とともに、必要になるのは品質です。ドキュメント、カタログ、サポート体制、間接的な品質も大いに求められます。つまり、「創り込み」の時代。

そして、「第三ステージ」とは、ビジネスモデルを継続発展させる段階です。第二ステージで出来上がった利益から、社内リソースを整え、それを次なる段階へと発展させることです。第三ステージでは、能動性、クリエイティビティがとても大切になります。遊び心を発展させるようなこともいよいよ大切なことになっていきます。これを「創り上げ」の時代とでも呼びましょうか。

e-Janは「創り出し」の時代、「創り込み」の時代を経て、今、「創り上げ」の時代に入ったという感覚がしています。その一つの現象が「仕事が楽しいです」という声だとすれば、何とも嬉しいことではないですか。楽しい新たな成長の時代がやってきます。徹底的に行動し、頭を使って「創り上げ」をしていきましょう!また、この先、第三ステージに見合った、社内ローテーションを開始していきます。

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※ちなみにこのステージ分けは私の体験をもとにした感覚で分けたものです。悪しからず(笑)。

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