「これ、いったいどうやったら売れるんですか？」を読んで
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おはようございます。
お天気下り坂とのことですが、今朝の気圧は1024hPaと高いです。
＝＝＝ほぼ毎朝エッセー＝＝＝
先週の木曜日のことです。厚手の封筒が机の上に置いてありました。封筒の差出人を見ると永井孝尚さん。
「何かな？」と、広げてみると本でした。また新作ができたのですね。永井さんの本はいつも、読みやすくて分かりやすいので読もうと思いました。
金曜日朝、家で朝メール作成作業を終え、その後、空いた各駅停車の中で読書時間が取れました。読み始めるとどうも面白いのです。電車の中で、３つの章を読みました。
- 腕時計をする人は少ないのになぜ腕時計のCMは増えているのか？
- 人はベンツを買った後どうしてベンツの広告を見てしまうのか？
- 雪の北海道でマンゴーを育てる？
今回の文体スタイルは「100円のコーラ～」や「そうだ、星を売ろう」とは違い、フィクションではなく、永井さんご自身の視点で普段の生活でぶつかった疑問や体験から話を広げてあります。
読み進めているうちに、うむうむと頷きながら読んでしまいました。私の仕事柄ついつい、CACHATTOの事業に当てはめて考えてしまうのですね。プライベートでもBMWのM2を買った後に、その関連雑誌をネットで取り寄せたりしたし(笑)。
今まで何をやってきたのか、今どこに向かおうとしているのか。例えば、何故ユーザー会をやるのか、何故CACHATTO DesktopやSplashitop for CACHATTOをやるのか。あるいは、競合と価格競争をしない理由などなど、やはり、事業戦略はマーケティングを中心に進めるのが大切です。
そうだ。これを皆に読んでもらう。そう思い、社内用に5冊ほど注文しました。到着し次第配布を始めます。
残りの章についても土曜日完読。
- あの行列のプリン屋が赤字の理由
- なぜセブンの隣にセブンがあるのか？
- 女性の太った財布には、何が入っているのか
- きゃりーぱみゅぱみゅは、なぜブレイクしたのか？
- 古本屋がふつうの本屋より儲かる理由
面白かったです。永井さん、ありがとうございました。