「人事が大事」の段階がやってきたようです
おはようございます。
月曜朝5時40分のオフィスは26.4℃、45%、1003hPa。少し暑いので部分冷房。
===ほぼ毎朝エッセー===
組織変更の次には人の補充が必要です。Gさん、Kさん、Sさんには採用プロジェクトチームとして、新卒社員の募集と面接や、中途のアシスタント採用などを進めてもらっています。良い人に来てもらえるかどうかで企業の将来が変わります。今のところ、うちの会社ではかなり幸運にいい人に来てもらっています。
次に足りないと感じているのが、体系だった教育です。社外講師を頼んだレクチャーなどは従来実施していました。トーマツの社外講習やグローバルナレッジの専門講習などを一部の人たちが受講し始めています。この網羅性を高めて、受講記録のフォローアップなどが必要な段階にきています。
給与体系についても手を入れる時期になりました。従来は私が目の届く範囲でバランスをとっていた形で、ついつい多めに給与を支給してしまう体系となっていましたが、これをもう少し理詰めで計算値として出てくるような仕組みに変えられないかと試みています。
そう。会社の規模がちょうど「人事が大事」の時期に来たようです。「50~80人で変質する必要がある」と先輩社長などにもよく言われたのですが、ここでシステム化して、採用・教育・処遇などの人事的要素にもある程度「量産効果」が効くようにする必要が出てきたということです。
"Organic Growth"で伸びていくという考え方があります。Organic Growthとは、買収や合併などによる成長ではない、自分の事業を自分の実力範囲で伸ばしていく成長方法とのこと。「有機的成長」とでも言うのでしょうか。e-Janネットワークスはそういう成長の仕方をしています。いい文化が維持できる最大のペースで着実に成長しているのではないかと考えています。
必要な段階がきたら、必要な能力を身に付けていく。"Learning Organization"という言葉が1990年代に流行りましたが、まさにこういう組織のことを意味するのだと思います。成長のそれぞれの段階の楽しみも成長痛も、じっくりと味わっています。面白いです。