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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

タクシーのただ乗り。「ま、上手ですよ。かなりの確信犯ですね」

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おはようございます。

今朝は大阪からの朝メールです。

===ほぼ毎朝エッセー===


「そうですね。ただ乗りでしょうか。私も4-5回経験しましたね」

タクシーでお客様とのトラブルってどのようなものがあるか、ある運転手さんと話しの中で尋ねてみたらこの答えが返ってきました。ちょっと意外でした。

「え、日本でただ乗り?実際にはどういう手口なのですか?」

「そうですねぇ。コンビニに入って出てこなかったり、マンションに立ち寄らせてほしいと出たまま戻ってこなかったり」

「何も言わずに立ち寄ってあげるのですか?荷物置いていくようにとか頼まずに?」

「荷物を置いていってくださいとも言えないですし、精算してくれとも言えないですからね。ま、失礼ですし...」

「確かに、お腹痛くなったとコンビニに立ち寄ってほしいこともありますからね。その時に断られたり精算すると言われても嫌だし、あるいは何か置いていって、それを持っていかれてしまっても困るし。ただ乗りって頻繁にあるのですか?」

「そうですねぇ。私は15年で5回ですから3年に一度くらいでしょうか。他のタクシーでもただ乗り被害って多いと思いますよぉ。時期はバラバラ。忘れたころにやってくる」

「その時にはお金ってどうするのですか?」

「会社に全額弁償ですよ。そのまま自腹で。会社にしてみれば、料金を取りはぐれたのかどうかは関係ないですからね」

「被害額っていくらくらいなのですか?」

「そうね、6千円とかぁ、だいたい1万円行かないくらいでしょうか」

「あ、そうか。確かに。料金が運転手さん負担であれば、待てば待つほどメーターも上がってしまうので、長いこと待って その人が現れなければ、自腹負担が増えてしまう。あまり待てませんしね...。痛いところを突いているなぁ」

「ま、上手ですよ。ただ乗りはかなりの確信犯ですね」

と、いうような会話をしていました。

その他にも、「えっ?お金払うの?」と全くお金を払う気が無く降りて行ってしまうお客様とか、女性に多いようですが、タクシーの中で眠って起きなくなってしまう人。触って起こすわけにもいかないので困るとか。

タクシーの中って、いろいろありそうです。

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