驚きの「お仕置き」が未だにはびこる実在大企業
おはようございます。
晴れの日が続きそうです。今朝は雲が多かったためか冷え込みは少ないです。
===ほぼ毎朝エッセー===
毎週月曜日に全体会議の最初に持ち回りでやっている3分間スピーチ。皆さんそれぞれの個性が出てとても面白いです。昨日の3分間スピーチは、「お仕置き」についてでした。実際にあったお話だそうです。
とある歴史のある大企業に、会社の制度としての「お仕置き」があり、それは不正を行った社員に対して「みせしめ」をして「こらしめる」ために使われているというものでした。
具体的には、不正をした社員には委員会で懲罰が決まるまでの2週間、役員の横か何も無い壁の前の机で、パソコンも筆記用具も与えれられずに、トイレと昼休みの離席しか認められずに座ることが強要されたり、あるいは営業成績の極端に振るわない社員とかには、その上司に叱られる様子を、家族が呼び出されてその前で実施するとか。
聞いていて本当に同じ社会に存在するのかが信じられないくらいでした。
ただふと思ったのですが、会社の中で行われていることは公開されているわけでもなく、ある意味の密室状態です。それぞれの場が常識とはかけ離れたものにもなりやすいもの。独裁政権の中での極端な恐怖政治だって歴史上いくらでもあります。会社は民主主義で動くものではないので、このように極端なルールがまかり通ってしまうこともあり得るのでしょう。
「お仕置き」って会社に必要なのか?
「お仕置き」をされてまで会社に残りたいものなのか?
「お仕置き」って集団リンチのようなものですよね。長い歴史の中でできてきた制度なのでしょうが、21世紀の理想組織を目指す企業にいる自分たちには、ちょっと理解しづらい、遠い世界のもののような気がしました。だた、会社という仕組み自体にそのような集団リンチをしやすい落とし穴があるということを認識しておく必要があると思ったのです。