成功易 守成难 (成功することより結果を守ることが難しい)

おはようございます。

10℃＠5.15am、今朝も暖かいです。

＝＝＝ほぼ毎朝エッセー＝＝＝

昨夕は、社内資料を作成するのに、今までに導入をしてくれた著名企業のロゴをネットから集めて資料にペーストしていました。ひと頃はロゴをコピーさせないプロテクションが多くかかっていましたが、最近はそれも減っているようです。

一通り集まったロゴを見ていて思ったのは、企業名はB-to-C (Business to Consumer)のものが圧倒的に有名だということです。消費者向けの製品を持つ企業名は、テレビコマーシャルや様々な広告媒体に伝わって、消費者の目や耳に入る率が高いからです。

経済活動の実態は、いわゆる生態系のピラミッドに似ています。実はすそ野がとても広いです。頂上にあるB-to-Cが消費者から見えるもの、そしてB-to-B (Business to Business)は、そのピラミッドの土台を支えており、経済規模はB-to-Cの約20倍程度あると言われています。

就職活動をして情報収集する中で、初めてその実態を垣間見ることになるのですが、実際に社会人になると、B-to-Bの大きさと力をより実感します。

さて、このロゴの集まりを見ていて、明らかにCACHATTOが今まで「成功している」と判断していいと思いました。そして、面白いものですね。必ず、その慢心を戒める言葉が世の中にはタイムリーに現れるものです。新人で中国人のＡさんの日報より引用します。

以下引用＝＝＞

[Good News/Appreciation Message]
本日、ＭさんとＳ社様の解約をヒアリングしてきました。
案件対応の難しさをすごく感じました。
中国語の言葉　「成功易 守成难」
(成功することより結果を守ることは難しい)の意味をすごく実感しました。
後程Ｍさんから議事録をカルテにアップロード頂きます。
→Ｍさん：連れて頂いてありがとうございました。
解約に対しての対応を見せていただきとてもいい勉強になりました。

＜＝＝以上引用終わり。

「成功易 守成难」(成功することより結果を守ることは難しい)

なんとも意味深長です。今だからこそ、なお重い。そう。解約ということも起きる。ここで、しっかりと対応しておかなければ、将来につながらない。今解約されても、また戻ってくるというケースは多数ありますから。

ところで、考えてみると集めたロゴたちは、数十年から数世紀に渡って、ずっと結果を守ってきた法人たちのシンボルマークです。CACHATTOの導入事例にリストアップされている社名もそうですね。

そう思うと畏敬の念を覚えるのでした。