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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

プロは用意周到・アマは準備不足、プロのアドリブ・アマの出鱈目

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おはようございます。

梅雨っぽい曇り空の朝。今日は雨模様だそうですがまだ大丈夫。

===ほぼ毎朝エッセー===

□□プロとは?アマとは?

先日来Kさんと日報で話題になっていた「プロとは?」論。ある元プロのスノーボーダーがレストランを開業したというコメントへの私の疑問からスタートしました。

私:「ところで、プロのスノーボーダーって何で収入を得るのでしょう?」

K:「スノボ雑誌やビデオに出演、スポンサード受ける、コンペで賞金を稼ぐ...あたりで、とても本業だけでは食べていけませんね。それ以外の時間はスクールで教えたり、ショップで働いたり、の様です」

私:「プロって難しい。その定義は何なのだろうか。宣言するだけ、という説もあります。」

K:「スノボの場合は明確で、JSBA(日本スノーボード協会)に入会し、公認大会に参加し規定順位に入れば公認プロです。フローとしてはこんな感じです。
http://www.psa-asia.com/howtobeapro/regulation/
さらにJSBAに資格更新料として7~8万/年上納する必要あり...」

私:「へぇ。ということは協会があるところにプロあり?音楽とかもそうなのでしょうか。いろいろと疑問が深まります。日本CACHATTO協会を創ればCACHATTOのプロが出てくるとか(笑)」

K:「CiscoやMSの資格は、プロ資格みたいな物ですね。試験や取得で上納金も必要ですし(笑)。そう考えるとCACHATTOも認定資格者はプロとみなす、と言うことでは?」

そして、この「プロとは?アマとは?」を書こうと思いました。

こういうときはまず、プロでない現象を考えるといいですね。

・言うことが定まっていない
・人に左右されやすい
・ふわふわしている
・すぐにあきらめる
・ポケットの持ち球が少ない
・生活のため
・家族のため
・いままで
・人がやるのがアマ
・自己流

どうも今回はうまくあぶり出せないようです。ではプロとは何かということをリストアップしてみましょう。

・実績がある
・○×協会の認定がある
・○×協会に上納金を納めている
・資格がある
・自分にストイック
・「これから」にフォーカス
・品質が高い
・ミスが少ない
・ミスが見えない
・リカバーが上手

ふうむ。では合わせ技で行くと。。

プロ:言うことが定まっている
アマ:言うことが定まっていない

プロ:人に左右されづらい
アマ:人に左右されやすい

プロ:しっかりしている
アマ:ふわふわしている

プロ:あきらめない
アマ:すぐにあきらめる

プロ:ポケットの持ち球が多い
アマ:ポケットの持ち球が少ない

プロ:名のため
アマ:生活のため

プロ:自分のため
アマ:家族のため

プロ:「これから」にフォーカス
アマ:「いままで」にフォーカス

プロ:自分がやる
アマ:人がやる

プロ:一流
アマ:自己流

プロ:実績がある
アマ:実績がない

プロ:○×協会の認定がある
アマ:○×協会などの認定は無い

プロ:○×協会に上納金を納めている
アマ:上納金は納めていない

プロ:資格がある
アマ:資格がない

プロ:自分にストイック
アマ:自分に寛容

プロ:「これから」にフォーカス
アマ:「いままで」が誇り

プロ:品質が高い
アマ:雑

プロ:ミスが少ない
アマ:ミスが多い

プロ:ミスが見えない
アマ:ミスを隠せない

プロ:リカバーが上手
アマ:どつぼにハマってそれをひけらかす

だんだん出てきたぞ!

プロ:用意周到
アマ:準備不足

プロ:アドリブ
アマ:出鱈目

プロ:緻密
アマ:穴だらけ

プロ:時間をかけている
アマ:腰掛け的

なんとなく見えてきたような気もします。他にもたくさんありそうですね。今朝は時間切れにてこれくらいで!

誰もがどの分野でプロには成れないもの。どうやら、自分の分野をしっかり定めて掘り下げるしかないようです。

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