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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

解約するというお客様に敢えて会いに行く

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おはようございます。

雨の朝。傘を探してバタバタしてしまいました。

===ほぼ毎朝エッセー===

製品を新規採用してくれたり、人数を追加してくれたりするのは嬉しいです。一方、どうしても、「解約する」といういきさつになるお客様もいます。気まずいです。でも、昨日は「グローバルの方針で使えなくなった」との外資系企業に訪問しました。

親会社の方針を覆すわけにもいかず、若干暗い雰囲気で会話がスタート。それでも、今までに使ってくれたお礼と、今後とも追加される能などについて説明をしてみました。折角の機会ですから。

するとどこかでお客様の琴線に触れたのでしょう。途中で雰囲気が変わったのです。

そして「うちにBCPを検討している別グループがあるのでそちらにお話ししておきますね」と言っていただきました。さらには、明日のCACHATTOユーザー会のご案内をすると「スケジュール調整して参加させてもらいます」とも。

最後には「今後とも定期的に情報をいただけますか?」とお願されました。

「解約が決まっている」お客様に会いに行くのは誰でも気が進みません。それでも、しっかりとご挨拶に行き、お礼の儀式をしておくのは大切なようです。

お客様のニーズも揺らめくように変化しています。解約の場は、的確に新しいコンセプトを考え出して、自分たちにインプットしていく大チャンスでもあります。

いただくヒントは今後の開発の大切な指針になります。
この感覚が製品開発なのではないかと思っています。

状況が悪いと思われるときほど、しっかりと向かっていく。すると物事は必ず好転します。逃げていると不安や恐怖に追いかけられるだけ。

これは営業だけでなく、人生の全てに共通した一つの真理かも知れません。

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