オルタナティブ・ブログ > 坂本史郎の【朝メール】より >

ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

ちょっとしたアイコンタクトを忘れていないか

»

おはようございます。

今朝も晴れ空、空気にすっきり感があります。
これを「小さい秋」と呼ぶのだろうか。
ふと、「小さいあ~き♪」で歌い出すと失敗する小笑いを思い出しました。

20130820_6_07_31 20130820_7_08_35

===ほぼ毎朝エッセー===

毎朝、半蔵門駅から会社への途中にあるコンビニで買い物をします。

そこに毎朝いらっしゃる店員さん、
そこで交わす短いアイコンタクトが習慣になっています。

かれこれ2年前にもなるでしょうか。

「顔色が悪くて元気のない人だなぁ」

当初はその人のことをそう思っていました。

夜中から勤務しているからでしょうか。
朝には少しつらそうなそぶりでした。

==

ついついやってしまいますよね。

コンビニとかスーパーでのやり取りは、手元への視線だけ。
いちいち顔を見るのが面倒臭いと思ってしまうのでしょう。

そこで自分への課題として、ちょっとひねってみました。

まずは、お店に入ってすぐに「おはようございま~す」と挨拶する。
さらにはお釣りをやり取りするときにアイコンタクトをする。

気のせいかも知れません。

その人は、確実に毎朝元気な笑顔を返してくれるようになりました。
そして自分も元気がもらえるのです。

あるいは双方向にそう思っていたのかも知れません。

==

短いアイコンタクトでも交わすようになると、
お互いの存在が認められるような感覚が芽生えてきます。

これは不思議な自信を与えてくれます。

コミュニケーションの上手い下手はアイコンタクトにあるといいます。
怖くて人の目が見られない子供は、そのまま育つとコミュニケーション下手に。
「自閉症スペクトラム」という症状だそうです。(参照:NHKの番組)

そうでなくても、現代都市社会においては目を合わせるのを避ける習慣が
いつの間にか身についてしまいます。

アイコンタクトの機会ロスによって失っているものも多そうです。

Comment(0)