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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

Ver.5が「第三世代」になるわけ

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あけましておめでとうございます。

2013年がスタートしました。
会社としては9連休を確保。だいぶ休まったのではないでしょうか。
今年も盛りだくさん。楽しく頑張りましょう!

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今日は営業活動としての新年のご挨拶回りをする一方、CACHATTO Ver.5のリリースです。
2012年末は、今日の新CACHATTOをリリースするため開発陣一丸で頑張りました。
ソフトウェアの開発というのもなかなか壮絶なものです。

さて、Ver.5は当然のことながらVer.4の次にくるものです。

CACHATTOのVer.4.0が出たのが2006年末です。
そう。今回のメジャーバージョンアップはかれこれ丸六年ぶりのものです。

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「ソフトウェアはVer.4で未来が決まる」

その昔、このような言葉を信じていました。
Ver.1でプロトタイプ、Ver.2で徐々に形になり、Ver.3で完成する。
その先、Ver.4で大幅に改良されるというプロセスを踏むようなのです。

メジャーどころでいえば、エクセルもLotus Notesも一太郎もそうでした。
Ver.4で基本性能が固まり、その後の軌道に乗っていったのです。
CACHATTOでもVer.4時代には大きな意味があったと考えます。

Ver.3時代は携帯電話での利用に一つの答えを出していました。(第一世代)
Ver.4時代にはモバイルの環境も大きく変化しそれに合わせました。(第二世代)
・PCやスマートフォンなど複数インターフェースを実装したこと
・ポータル連携を実装したこと
・ローカルプロテクションのためのSecureBrowserを提供したこと
スマートフォン、タブレットが誕生したことが大きかったですね。

機能的にあるべきものがどんどん実装されていったのがVer.4時代。
それらが網羅されたから今回ようやくVer.5へと脱皮する覚悟も決まりました。

故にVer.5は、いわば第三世代です。

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今進んでいる環境変化としては次が挙げられます。
・企業メールのクラウド化が進捗していること
・スマート端末へのシフトが加速していること
・HTML5が確立しつつあること
・分散化するサービスや端末でセキュリティ確保が難しくなっていること

このような中で昨年末にあるお客様から言われました。

「どのサービスを使っても、外部からのアクセスはCACHATTOに統一したいですね」

嬉しいです。そして、そのためには、足りない部分が「まだまだある」とも感じました。
・使いやすいUIであること
・ポータル連携に許容性が高いこと
・クラウドやアプリなどの分散したリソースを統合マネジメントできること
・本人認証と認証後には柔軟な端末で使えること
・分散している自分の仕事をネット越しにサポートしてもらえること
 →備忘録やクリッピング、通知などのアシスタント機能
・CACHATTO自体がクラウド提供できていること

Ver.5ではまず、ユーザーインターフェースの進化をさせました。
第三世代として何を創り込んでいくのか。見えてきているではないですか。

お客様とのディスカッションからヒントをもらいながら製品に反映させる。
この姿勢には間違いがありません。強化していきます。

顧客ラウンド、やりますよ!
第三世代CACHATTOであるV5の新UIと動画を手土産に!!

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