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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

急がないけど重要な仕事をやるための理屈(1)

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★わかっちゃいるけど順番を間違ってしまう!

【朝メール】20080509より__

===ほぼ毎朝エッセー===

□□仕事の4事象

いつもの4事象です。

(1) 緊急で重要なこと
(2) さほど急がないが重要なこと
(3) 緊急だが重要度が低いこと
(4) さほど急がないし重要度が低いこと(でもやらなければならない)

たいていの日々は(1)と(3)で埋まりつくしてしまいます。そして不思議なほど(2)をやる時間がない、あるいは(2)は考えるのが困難なので、(4)を優先して時間を埋めてしまったりします。

不思議なことに、(2)をしっかりと進めると(3)や(4)は減っていきます。あるいは(3)や(4)を減らすという目標を持ったものが(2)だと逆定義するのです。どれもやらないわけにはいきません。(3)や(4)に意義をつける、ルーチン化やIT化することで業務自体を楽にする、そのために(2)を実施するのです。

それなので、個人の業務から会社全体の業務にいたるまで『(2)さほど急がないが重要なこと』というのをしっかりと時間をかけながら実施していく必要があります。

ここに4事象に新たな戦国的解釈を。

(1) 緊急で重要なこと: 決戦 (戦略に則った戦術)
(2) さほど急がないが重要なこと:戦略
(3) 緊急だが重要度が低いこと:白兵戦※ (戦術、個人技能)
(4) さほど急がないし重要度が低いこと:業務

※白兵戦:はくへい-せん
  刀・剣・槍などの白兵を手にして行う戦い。至近距離での戦闘。

戦略なき戦いは明らかにつらいですよね。(2)を先送りしているというのはそういうことです。(自分にも言い聞かせています!!!)

そして、昨日の企画会議でも話題にしましたが、自分達の仕事は何であれニュースリリースにできます。そのように物事を運べるし、方向性を持って仕事を運ぶのです。そのためには(2)を裏に進めながら(1)と(3)と(4)を実施する毎日でありたいです。

明日は似たような話の別解釈を。>>

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