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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

ストレス無し仕事術:嫌なことから済ませる

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★【朝メール】20090122より

==ほぼ毎朝エッセー===

□□嫌なことから済ませる

食べものをいただくとき、あなたは、好きなものから派?、それとも嫌いなものから派?、あるいはランダム派?、もしかして端から順番派?、いや、全く気にしない派?それぞれ流儀があると思います。

acquired taste (アクワイアドテイスト)、習得した味、つまり、大人の味を多数知っている私たちは、その流儀に十分な選択肢を持っています。一方、子供の頃は好き嫌いがよりはっきりしていたうえ、食べ物を残すことは罪悪だと育てられいました。これはより切実な問題でしたね。

小学生の頃、妹が肉を後生大事に皿に取っておいたのを、父が「おっ、肉、嫌いなのか?」と、すっと取ってぺロっと食べてしまったことが、未だ話題になっているくらいです。食べ物の恨みは一生続く?

閑話休題:

食べ物の順番は自分の流儀に従ってもらえばいいのですが、仕事についてはどうやら流儀があるようです。昨日の朝メール、「仕事からストレスを無くす方法」について、佐藤取締役からアドバイスをいただきました。

今日の朝メール読みました。ストレスを貯めない方法は難しいです。
小生は前にもお話したかも知れませんが会社で自分で実行し絶えず
部下に言っていたことは、やりたくない、嫌だと思っていることか
ら手をつけ片付けるということです。嫌なことを減らすと楽しみが
多く残り頭がすっきりします。

お客さんとの対応は勿論ですが些細なことでも例えば交通費の清算、
御礼の葉書、書類のファイル等々。優先順位をつけるのも良いです
がそれを考えるだけでも頭を使いついついそれもしなくなります。
人間は単純な動物ですから考えるより先に嫌なことを片付けること。

嫌なことから片付けるというのは実に理にかなっていると思いました。やるべきことリストがあって、何から手をつけるか迷ったら、まずは嫌なことからやるのです。これで残りは楽しいことばかり。簡単ですね。

今、毎日書いてもらっている翌日実施するTo-doリスト、あるいはこの先にやるべきな、To-doリスト、それを個人個人で整備しているので、着手の順番は「嫌なこと」からでやってみるのです。迷ったら嫌な方です。さらには、皆で整備を進めているチェックリストを使えば、面倒くさい嫌なことでも機械的に、てきぱきと、手順よく、間違いなく進められます。

なんだか、それだけでも仕事のストレスが激減するような予感がしてきませんか?単純なことでも、タスクが多数、脳を占拠する状態も減らせそうです。ご指導ありがとうございます!

「嫌なことから済ませる」。早速やってみましょう。貴重な知恵かも!

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