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医療連携

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NECとCSI、電子カルテを複数の医療機関で共有するシステムを共同で販売

世界的に医療連携は、大変盛り上がっていますが、今回の厚労省補正予算を精一杯使った医療連携話が日本でも盛り上がりそうです。

今週の水曜日からモダンホスピタルショーが開催されますが、その開催のタイミングに合わせて、NECさんからの発表があったと考えられます。

インターシステムズとしても、医療連携はビジネスチャンスですので、この発表は、かぶるかなと一瞬思いましたが、良く記事を見ると医療連携機能付きの電子カルテを新しく売るという発表記事でした。

確かにうまく売れば、1つの営業努力で複数の病院に一括で電子カルテ導入が図れるわけですので、おいしい話かもしれません。

しかし、リプレース案件の場合は、競合他社のシステムをひっくり返すわけですから、データの移行やら前のシステムではこれができたけど、今度のシステムではできないとかすったもんだする労力およびそのコストを考えると、本当にいいことなのかかなり疑問です。

競争原理が働くといえば、すごく聞こえがいいですが、入札のたびにベンダーが変わって、苦労するのは、現場のユーザーさんだったりします。

医療システムベンダーにとっては、死ぬか生きるかの戦いなので、考える暇もないっていうところでしょうけれども。

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