会食がダメなら、朝食会もランチミーティングもダメ:イチから言うコロナ対策
新型コロナ対策で会食を控えようと政府が呼びかけているなか、守らない政治家がやり玉に上がっています。人数が4人までといったのに夜に6人で寿司屋で会ったとか。しかし、「会食」は夜だけではありません、首相動静でも、朝食会やランチミーティングは続いています。人数を減らしているのかもしれません。しかし、尾身会長情報「 約6割の感染経路不明者の多くは、蓄積した知見などから、飲食の場を通じたものと判断している」 とあるわけで、一緒に暮らす家族とか限られた人以外と会う時はマスクをし、日々クラス以外の人と会うときには食べない が予防に大事だという理論が理解されていないようです。
政府首脳の会食を批判する立憲民主党は2020年12月23日付の党のニュースで
と、堂々と掲載しています。
朝食会とかランチミーティングもダメとかイチから言わないとダメなんでしょう。
会食はダメ
では伝わらないので
一緒に暮らす家族以外と会う時はマスク。外部の人と会うときには食べない。朝食会も、ランチミーティングも、昼のランチで職場の同僚と一緒に食事 もダメ
っとイチから言って知らせねば、換気がおろそかになる冬の感染拡大の収束は難しいでしょう。二酸化炭素濃度(CO2濃度)を換気の指標として測るとか提言はありますが、あちこちでCO2濃度計を見る状況には至っていません。
テレビのワイドショーは夜のイルミネーションを見に来た若者の声を拾って眉を潜めています。しかし、2メートルとか離れていても、エアロゾル感染(≒ 弱い空気感染)があると分かっている新型コロナのリスクをより多く犯しているのはスタジオでマスク無しで大声で語らっているタレント、アナウンサー、有識者たちです。
テレビはマスク無しの表情と通る声が大事というのは分かりますが、まずは「隗より始めよ」で新型コロナ感染を話題にする番組ではテレビに出る人はマスクを着用 ということから始め、政治家や経営者などのみなさんも、朝食会、ランチミーティング、といった習慣を止めて食事と会合を分離することから対策を始める、そういう対策のレベルを変えるべき時が今でしょう。