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日本の未来は明るくできると思うし,人口減少はチャンス by 落合陽一氏

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メディアアーティストで筑波大学助教の落合陽一氏のツイートに感銘を受けました。人類史上の人口減少は稀有じゃないというツッコミがあって、実際日本でも人口減少を経験しています。

ただ、そこは本筋から外れる話で、少数の若者が多くの高齢者を支えねばならない社会が近いし、ロボットやAIが人間の仕事を奪う とかもありそう、そんあなディストピア(暗黒社会)が予感され悲観的なムードが強まる中で、落合さんは、それって稀有なチャンスじゃないの? と希望の光を見せてくれました。

かねがね私は、少子高齢化は将来への不安から日本人が子孫を減らして少数精鋭で生き残らせようという集団的なモーメントが働いているのじゃないかと思っていました。産めよ増やせよだけが種の生き残り戦略ではないわけです。

今の時代を我々は、近代の問題を克服した現代だと一般に考えます。しかし、落合さんは、フォードシステムとか、工業化社会というのは基本的に近代のスキームが続いているのではないかと説かれます。そして、今起きようとしている変化が近代を終わらせて新しい時代を始めるのではないか、そしてその次代をデジタルネイチャーと名付けようというのが落合さんの持論です。

少子高齢化チャンス論やデジタルネイチャーという世界観はかなり突飛に思えるかもしれませんが、落合氏と落合氏が主宰されるデジタルネイチャーグループの作品を見ることでそんな考えの背景が分かるのではないかと思います。ちょうど、5/27(土)まで、東京 千代田区紀尾井町のYahoo! Japan本社内18階で5/27 まで 「ジャパニーズテクニウム展」 (入場無料) https://about.yahoo.co.jp/info/event/japanese_technium/が開かれています。空中に浮かんで回る金属球 など映像でなく現場で実物を見る価値がある作品が多数ありますので落合氏の考えを理解知る一助として一度ご覧になることをお勧めします。

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Comment(3)

コメント

騙されてはいけない

あえて頭の悪いことを書きますが、落合氏の主張は欺瞞に溢れていると思います。
高齢者世代をAIやロボットが支えるからと言って、現役世代の負担がゼロになる訳が無いです。
AIやロボットを導入、維持管理するのに必要なコストは誰が負担するのか?
落合氏がポケットマネーで全て負担してくれるのなら素晴らしいと思いますが勿論そんな訳は無くて 、結局コストを負担するのは現役世代でしょう。
こういう夢物語を無責任に主張する落合氏にカチンと来たので、あえてコメントさせて頂きました。

匿名

それこそ投資ビジネスとして解決するってことでは? 介護機器のサイバーダインも資金調達の上上場してますし.

匿名

>投資ビジネスとして解決する
これらのコストを高齢者自身が払うなら通常のビジネスになりますね。しかし、現状では介護ロボット分野は補助金頼りです。
個人的には高齢化は各国でも起きているので、良い解決手段が提示できれば他国に輸出できる産業になるとは考えています。しかしだからと言って日本の高齢化をそのままにして良いわけではありません。

私の専門はロボットなので一つ書かせてもらうと、ロボットを使ってペイできるかどうかは使った労働者の生産性がどの程度向上するかによります。つまり底辺労働者が少し働きやすくなっても経営者からすれば意味ありません。ただ高い生産性が必要な肉体労働はロボットに置き換えられるので人間支援ロボットはなかなか導入するメリットがないと言えます。

即効性があり、高い効果を持つ施策は一つで「高齢者の定義を変える」ことです。つまり75歳以上にならないと年金が出ないようにすることで強制的に日本人の年齢を若返らせることができます。安倍政権は70歳までにするでしょう。その次の政権は短命に終わるので、安倍政権の次の次の政権で着手せざるを得ないと思います。

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