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「KDDIがiPhone 5参入後」に期待する、安心できる従量課金プラン

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台風で首都圏帰宅の交通機関が乱れた深夜に、KDDI、「iPhone5」参入の衝撃 という日経ビジネるオンラインのニュースが飛び込んできました。

Kddiiphone5
米アップルが今秋にも発売する「iPhone5」を、KDDIが日本で販売することが判明した。日本では初代iPhoneから3年間続いたソフトバンクによる独占販売体制が崩れる。加入者数でソフトバンクに追い上げられているKDDIにとって強力な援軍になりそうだ。

正式発表前であり、事前リークを嫌うアップル社がこれで話をご破算に…なんていうこともありえなくはないですが、記事を読むと起きる必然性が窺えます。
記事で挙げられているのは、以下の3点です。

  1. アメリカを始め多くの国で一社独占を止めて複数社からiPhoneを供給している
  2. ソフトバンクでのiPhoneの伸びが落ちている
  3. KDDIソフトバンクに追い上げられていて、台数を稼げる人気端末を手に入れる必然性がある

実際、ユーザーの立場でもiPhoneへの不満で、「通話エリア・電波の悪さ」(42.1%)、が目立っています。ここでKDDIからiPhoneが出たら、ソフトバンクだと買わない層がiPhoneを買うことが期待できます。
この記事が誤報の可能性もありますが、私は期待を込めて実現すると予想しています。最近ソフトバンクがWi-Fi整備に非常に注力しているように不満解消のための施策に力を入れているのもこの対抗じゃないかと。

ただ、ここでそのままソフトバンクの後追いでKDDIで同じようにiPhoneが売れて同じような施策では、「第二ソフトバンク」が日本に生まれるだけと危惧しています。山間や僻地、都心部に、建物の奥などで使えるiPhoneが日本に生まれるというのはそれだけで大いに価値がありますが、都心部での帯域不足での接続不良は同じような売り方をしていたらKDDIでも起きるのではと危惧しています。

「インチキ」でない、b-mobile talking Fair的、節約したら安く済むプランに期待

そこで、期待するのが、一般ライトユーザーがパケット節約を気にしながら使えば料金が安く収まる、b-mobileのtalking Fair的料金プランです。従来から、パケット節約したら、料金が安くなるように見えるプランがソフトバンクでありますが、上限料金に到達する52,500パケット というのは、約6.4MBに過ぎません。スマートフォンが何もしなくても3G通信してパケットを使ってしまう分だけで、この上限料金に到達するため、安く済むことは非常にまれと聞きます。
位置情報などパケットを使う機能を抑止するツールもあるようですが、ここまでやると「通話できるiPod」になってしまい価値が落ちてしまいます。

期待するのはそんな見せかけではない、月額200MBとかくらいまでなら安く済むという料金プランです。デスクワーク中心でそこで使う時はWi-Fi経由、3G回線で使うのはTwitter、Web、メール程度でその時間もそれほど多くないという平均的ユーザーがパケット節約を気にかければ、talking Fairで安くスマートフォンを使うことができ、全体としての帯域消費も抑えられます。3Gで動画見るとかバリバリ使いまくる一部のユーザーが帯域を圧迫する、そんな日本のスマートフォン電波事情を変えるインフラと料金プランが登場することを期待しています。

もちろんそれはソフトバンクから提供されてもいいのです。というか、できることならどの会社でもいいので早くなって欲しいと願っています。一部の噂でDocomoブロックがされているためiPhone 5はSIMフリー端末でもb-mobileで使えないとかいう話が出ていますが、そんなみんなが不幸になるようなことだけは起きないことを願っています。

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