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きっかけはソーシャル、ヒントはダイバーシティ、大切なのは思い。

hello alternatives !!

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はじめまして、佐別当(さべっとう)と申します。

これからオルタナティブブログでお世話になります。
みなさまどうぞよろしくお願いします。

はじめましてなので、自己紹介とご挨拶をさせて頂きます。

■仕事

1999年に就職活動をするも、希望の会社(電通・博報堂)に行けず、就活を止めて就職留年しました。

当時は就職氷河期だったのですが、自分はできるはずだと根拠のない自信だけはあり、学生ながらに社会に出ようと、2000年の3月に当時まだ珍しかったインターンとして、創業1年弱の株式会社ガイアックスというネットコミュニティを専業とする会社に入社しました。会社のビジョンは「脳と脳をつなげる」こと。代表の上田の先見性というか、宗教的というか、実際にそういう社会が近づいているように思います。

広報部門の立上げを数人で任され、170以上のメディアに掲載と、記者発表会や書籍の出版の他、自身も雑誌やテレビで紹介頂くなど、調子に乗ってそのまま同年5月に正社員となりました。当時から広報は営業だと思っており、攻めの広報として、今でも自分の強みのひとつにはなっています。

今でも、あの時就職活動を続けて中途半端な自分のままで、本気で入りたいと思っていない会社へ入社せず、1年間修行の時間を作ったのは良かったと思います。今学生の皆さんも自分を信じ、焦って周りと同じような就活や人生を選ぶ必要はないと伝えたいです。
(2001年に取材頂いた記事があり、恥ずかしいですが当時が気になる方はこちらをご笑覧下さい)

仕事の話に戻ると、その後順調だったわけではなく、新規事業をいくつか経験するも失敗し、突然休みをつげて屋久島へ失踪したこともありました。何とか成果を残せるようになってからも、懲りずに新しいことが好きなので、新規事業(オンラインゲーム事業)の今度は責任者という立場で、いくつものサービスの立上げやゲーム開発、事業買収、海外展開、出資などチャレンジするも結果大失敗し、会社や関係者の方にはご迷惑をお掛けました。すいませんでした・・・

その後、2007年から自分では最後の仕事という気持ちで、内定者向けのSNS「フレッシャーズ(現エアリーフレッシャーズ)」というサービスを立上げました。ニッチですが何とか業界No.1となり、人材業界のリクルート社やディスコ社と提携し、400社以上の会社に提供しています。

現在は育児休業者向けや出向者向け、営業支援向けなどサービスを拡充し、クラウド型の法人向けSNS「エアリー」をとして、500社以上に提供し、今後まずは国内1万社を目指して、より多くの人に利用してもらえるようになりたいと努力中です。

■プライベート

(1) ツイッター模擬選挙 ”Good Net Voting”

自分の才能や能力を発揮したり、結婚してもどんな環境になっても制約やあきらめる必要のないソーシャル・グッドな社会ができたら、面白い人がたくさん増えるし、結果として自分も楽しいし、いいなと思ってます。

そんな思いもあり、2003年に社会起業家という概念を知ってから、勉強したり、ITや自分のできることを通して社会起業家の支援をさせてもらったり、今の事業も社会的な事業にしていきたいと努力中です。

昨年ツイッターが流行しだし、インターネットを通して人の善意が広がっていく社会になるのではないかと思い、問題意識として持っていた若年層の政治意識の向上のためのキャンペーンを、有志と立ち上げました。

そのキャンペーンとは、昨年の参院選の際に、Good Net Votingというツイッター上で模擬選挙を行うというものです。友人・知人であるISLの元事務局長の向谷さん、RCF代表の藤沢烈さん、はてなの取締役の川崎裕一さんとともに短期間で立ち上げました。当時の様子を川崎さんがブログで紹介してくれています。

 若年層の政治意識を高めるWEBキャンペーン「Good Net Voting」企画しました。

結果として大きなうねりを起こせなかったものの、引き続ききたるべくネット選挙の時代と、若者の政治参加に向けて、ソーシャル・グッドな社会を作る一助のためにも、ライフワークとして取り組んでいきます。

Good Net Votingのキャンペーン結果や振り返りはこちらにまとめています。

(2) シェアハウスとホームシェア
 
現在僕は、台湾人の嫁と結婚し、7か月の子供がいます。

今の嫁とは、ソーシャルアパートメント恵比寿というマンション一棟をシェアハウスにリノベーションした場所に住んでいる時に出会いました。

ソーシャルメディアとシェアはとても近いと感じており、シェアハウスでの生活はソーシャルメディアをリアルで利用しているような感覚でした。それについては個人ブログでも紹介させて頂いるので、興味のある方はご覧下さい。

 所有型消費からシェア型消費へ

結婚・出産後もシェアハウスは続けたかったのですが、子供も一緒に受け入れてくれるシェアハウスは少なく、現在はマンションを借りて自分でホームシェアとして運営しています。来年には自分で一軒家をホームシェアするために所有すること計画しており、homeshare.jpというサイトも最近運営開始しました。

夫婦や子供と一緒にシェアハウスを運営するスタイルはまだ珍しいものの、オルタナティブなライフスタイルとしてスタンダードになるのではと考えており、その考えは個人ブログで紹介させて頂いています。興味のある方はこちらもどうぞ。

 ホームシェア 新しいかたちの戸建て住居スタイル

嫁が台湾人ということや、失敗ばかりしてきた自分が台湾から学ぶことが多く、また311の震災後の台湾へのお礼とつながりを深めるためにFacebookで”Thanks Taiwan”もまだまだですが運営しています。

thanksTaiwan

Facebookページも宣伝

■オルタナティブブログについて

ソーシャルメディアの普及によって、社会と、生活と、働き方が変わってきています。少しばかりオルタナティブな会社で、オルタナティブな生活をしている中で、これからのスタンダードになるんじゃないか、なるとソーシャル・グッドな社会になるのでは?と思うことを紹介していきたいと思います。

その中でも「はたらくこと」を、仕事とプライベートの接点を中心に、紹介していきます。

学生時代に初めての海外でニュージーランドに短期留学していたことがあり、大きな衝撃を受けたことが今の人生につながっています。
それは、いきいきとガソリンスタンドで働いている40代のおばさんの講義で投げかけられた問いです。

Live to work or work to live ?

働くために生きるのか?生きるために働くのか?

彼女は言いました。

「日本はとても豊かな国だけど、過労死や自殺する人が多い。とても良い国なのに、みんな何のために働いているのか疑問。私は来年ヨーロッパでスノーボードを楽しむために、今の仕事に一生懸命取り組んでいるわ。あなたは将来何のために働くの?」

と。

自分は何のために働くのか、まだ答えがあるわけではありません。但し、自分で選んだ仕事で、色んなチャレンジをしています。

ソーシャルメディアを活用することで人の可能性が広がることや、多種多様(ダイバーシティ)な人たちとの交流や理解による気づきが、そして何よりも思いを持って仕事をすることが、その答えにつながるんじゃないかと思っています。

それを、「はたらきたい。」という言葉に集約してブログのタイトルとしました。

このタイトルは、ほぼ日刊イトイ新聞の書籍からお借りしました。

学生も、大企業の社員も、結婚・出産をする女性も、外国人も、NPOや学校の職員や公務員も「はたらきたい。」と思いを持って仕事をする人を一人でも多く増やすことができたら幸いです。

どうぞみなさまよろしくお願いします。

 

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