ブログで連載小説?(1):一寸のムシにも五分のタマシイ
《はじめに》
日本なんか"くそくらいだ"!そう思い会社を辞めて12年前に日本を飛び出しました。その後オーストラリアで大学を卒業し数社の大手企業で働き、多文化であるシドニーで色々な国の人や異なる文化と接したことにより日本を違った角度から客観的に見ることができるようになりました。
そして約5年前に日本に戻ってきて、オーストラリアに行く前には感じなかった日本の良い点や悪い点に気づくようになったことをきっかけにそれを一冊の本にしたいと思いました。
私が外国に出て日本へ戻ってきた後に大きく変わった行動の一つにテレビを見なくなったことがあります(ニュースはたまに見ます)。なぜならテレビは受身であり自分からのインプットがほとんどないからです。人間は受身になるとものを深く考えなくなります。またテレビの弊害として入ってくる情報を鵜呑みにし(正しいかどうかを自分で確認せずに)、記憶したことで賢くなった気分になってしまいます。
逆に本というメディアは読むという行動と同時に文字を頭の中でイメージして理解しようとします。また、著者も明確なので情報もある程度裏を取ったものです。もちろん流し読みをすることもできますが面白い事や関心することは付箋やマーカーをつけたりして記憶にとどめることができます。わたしは人間が本から受ける恩恵は膨大だと感じており、本は心のエネルギーだとも思っています。人間には限界はありません。何歳からでも成長はできるのです。また、物事を成し遂げるのに遅すぎるということは絶対にないと信じています。「やらないで後悔する」ぐらいなら「やって後悔する」ほうがよっぽどすっきりします。
ただし、「行動を起こす」ためには自分を信じる必要があります。自分の可能性に賭けるという決意が必要です。自分が自分の可能性を信じないで他の誰が信じてくれるのでしょうか。我々がまず最初にするべきことは「行動」です。そして行動を起こした自分を客観的にみて随時軌道修正をしていくことです。ただし、人の意見に左右され過ぎてはいけません。これは人の意見を聞かないということではなく、人の意見を参考にして最終的な決断は自分で下すということです。
Do it now! ( 今すぐに行動を!)
次回からの予告
第一章:新天地オーストラリア
1.1 たった1人の日本人
1.2 ビジネス・カレッジ(専門学校)での出会い
1.3 シェアー・アコモデーション(共同生活)
1.4 極貧生活(収入と支出)
1.5 25才の大学一年生
1.6 シドニー・オリンピックでの経験
1.7 永住権
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