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On Vox: ケビンマーチン(FCC)対ラリーベージ(Google)

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きょうは珍しい光景に出会いました。昨日紹介したWCAI会議、二日目の出来事──それは



 ~ ケビン・マーチンFCC委員長とグーグルの創設者ラリー・ページの対談です! ~



米国の放送通信行政を司るFCC(連邦通信委員会)は、今年初めのアナログTV跡地競売(700MHzオークション)をおこなう際、グーグルが色々と注文を付けて、苦労しています。その後も、ホワイトスペース(電波の空き地)を無免許帯として提供する裁定でも、グーグルなどハイテク企業が本格的な開放を求めるロビー活動をおこなって、FCCは翻弄されました。

700MHz競売でも、ホワイトスペースでも、FCCはグーグルの意見を重視して寛大な対応をおこないました。

今日の予定では、マーチン委員長とページ氏は別々に基調講演をおこなう予定でしたが、ページ氏が急にマーチン委員長と対談したいとリクエストを出して、この光景が実現しました。(写真、右がラリー、左がケビン)

先ほど述べたように、グーグルは色々と電波行政でFCCにお世話になっているため、ページ氏は実に控えめな立場で対談をおこない「これじゃ、FCCにグーグルがお礼を言っているみたい」といった感じでした。

ちょっと得をした一日です。

小池良次 (www.ryojikoike.com)


Originally posted on ryojikoike.vox.com

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