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人類進化の軌跡

桧家ホールディングスFC事業部の事業戦略にビート社の社内SNSを活用!

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最近フェースブック版企業内SNSやSLACKやLINEの影響もあり、社内SNSや社内LINEのような製品はないかという問い合わせやどうやってそれ等を戦略的に運用すればいいのかなどの問い合わせがかなり増えてきていますが、またまた導入事例です。戦略的な導入に成功し効果を出している大手企業ほど、使用方法を公にリリースさせてもらえませんが、少しでもご参考になれば幸いです。hinokiya3.png

https://news.mynavi.jp/itsearch/article/bizapp/1913

http://www.socialnetworking.jp/?p=129931

https://www.facebook.com/socialnetworking.jp

桧家ホールディングスは2009年に「桧家住宅」のフランチャイズ(FC)事業を展開。闇雲に加盟店を増やすのではなく、桧家ブランドの価値観や方向性に沿った各地域の有力ビルダーと組むことにより、当時からブランド知名度の高かった関東地区だけでなく、全国的に知名度を獲得していきました。今では13法人22拠点、東北から九州まで加盟店を拡大し、桧家ブランドを全国へと広め、昨今の増収増益に大きく貢献する事業部として成長しました。

しかし、加盟店が全国に広がったことで、FC事業部と加盟店とのコミュニケーションに課題が浮上しました。加盟店が遠方にあるために、FC事業部からの情報伝達に時間がかかってしまうのです。さらに、エリアごとに担当者は異なり、担当者によって情報の伝え方や内容が異なってしまい、FC事業部の意思が十分に伝わらないといった課題も出てきました。また、加盟店数が増えるにつれて、煩雑になるFAXや電話対応などの業務の手間も改善する必要がありました。このような課題を解決すべく、業務の効率化やスピード重視という方針の下、「ITやソーシャルなど、時代に合ったいいものはどんどん取り入れる」という近藤社長の意向で社内SNSの導入検討を開始。システムの選定に当たっては、数ある社内SNSの中からビートコミュニケーション「Beat Shuffle」を選定し、2016年2月に導入を決定しました。加盟店の社長や従業員がユーザであるため、インターフェースの使い勝手が重要な判断基準となりました。

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桧家ホールディングスFC事業部ではつぶやき機能を利用しており、FC事業部から全加盟店に対して、連絡事項を一斉に情報共有している。また、加盟店からの質問事項についても、SNS上で行うことで、加盟店は気軽に質問を投稿し、FC事業部からはリアルタイムな回答ができるようになった。その他にも、各営業担当者が各加盟店を訪問した際に、イベントの様子を写真に撮って投稿したり、各加盟店が家具のレイアウト例を画像で投稿することで、FC事業部への報告や、他店へのノウハウ展開に活用しているとのことです。FC事業部と加盟店が直接会ってコミュニケーションする機会はあったものの、SNS上で加盟店従業員のプロフィール情報を、いつでも確認でき、顔と名前を一致させてコミュニケーションを取れるようになったこともSNS導入による大きな効果となっています。


また、トップ画面に社長ブログへのリンクを貼ることで、近藤社長の日々の考えを加盟店へ共有する取り組みも行っています。最近はLINEの代わりに導入する企業がかなり増えています。

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