オルタナティブ・ブログ > 日本のITは世界を制す!? >

プロダクトマネジメントとイノベーション

さらばWindows - OS多様化の時代か

»

Windows 7が発売されました。

先のWindows Vistaがあまりに不評で売上も伸びなかったため、Windows 7を「Vistaのパッチ」と揶揄する人もいます。(私もVistaは何てモタモタするOSなのだ・・・と感じました)

昨今のWindowsは不振です。MSの9月期売上は14%も落ち、中でもWindows事業の売上は前年度比で37%も落ちたのだとか。ただ、不振といってもまだ稼ぎ頭ですし、Windows 7へのアップグレード繰り延べによって、Q4はけっこう回復するみたいです。

しかし、これほど防戦になったWindowsがかつてあっただろうかと思います。Windowsの最近の不振は、不況やLinuxデスクトップのせいだけでも無いでしょう。

コンシューマにとって何かが変わりつつあるのではないでしょうか。

Windowsはその分かりやすいネーミングが示すインターフェースによって(パクリという人もいますが)、90年代にパソコンOSの新時代を作りました。そして、それは2000になり、XPと続く頃にすでに役割を終えたのではないかと思います。

今や家電並みにすばやく立ち上がるOSの時代です。携帯電話、ゲーム機、ネットブック、AmazonのKindle、そして、SharpがUbuntuベースで作り、わずか3秒で起動するというNetWalker、などなど。

Windowsのようなユニバーサル用途のOSは家庭やオフィスに残るものの、消費者の余暇時間の多くは上記のような携帯機器に奪われつつあります。自宅にパソコンがありながら、携帯電話でメールを確認し、Webサーフィンすることが普通な時代ですから、消費者がWindows VistaやWindows 7の新機能にピンと来ないのも不思議ではありません。

21世紀はWindowsに変わるニーズがOSに求められる時代だと言えるのではないでしょうか。

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する