cloudコンピューティングのスピードに驚く
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単に自分が注意しているからかもしれませんが、このところのcloudコンピューティング関連のニュースにはたいへん驚かされます。
Googleのインフラでアプリを動かせる「Google App Engine」
これはAmazon EC2のようなサービスですが、より上位レイヤのサービスであり、あまり自由勝手させないサービスのようです。
IBM、ダブリンにクラウド・コンピューティングのヨーロッパ拠点を設立
IBM、さすがに突っ走ってます。
昨日はXcerion社がicloud OSのベータ版をリリース(右図)。
以前からウォッチしていたXcerion社が、icloud(tm)と呼ばれるインターネットOSのベータ版をリリースしました。OSごと自分の環境をネット上に持つことができ、ブラウザさえあれば、世界中のどこからでもアクセスして利用できるものです。日本語を試してみましたが、無事に格納できました。
そして今日、Amazon EC2ユーザには、persistent storageのアナウンスがありました。既にベータテストに参加されている方もおられるでしょう。EC2インスタンスから利用できるストレージサービスで、1GBから1TBまで好きな容量をアタッチできるとのこと。クラスタリング、共用サーバ、WebサーバとDBサーバの分離など、いろいろな局面で利用価値が出てきそうです。
なんとも凄まじい技術合戦ですね。毎日、進化しているようです。
cloudはまだ開発者や研究者向けのサービスといった感がありますが、何かしらのキラーコンテンツの登場で一気にサービス化できる下地は出来つつあります。
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