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「IPO激減時代のVC投資」とは?

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46  右のグラフを見てください。2000年以降のIPO(Initial Public Offering:新規株式公開)社数の推移です。これまで毎年100超で推移していたIPOの数が、今年は11月末までで40社、年間でも50社に満た ないだろうと言われています。グラフの通り、ドットコムバブルが崩壊しIPO不調と言われた2003年、2004年ですら120社を超えるIPOがあった のですから、まさに激減と言えるでしょう。そして、このようにIPOが激減すると、IPOをExit(出口)として狙うベンチャーキャピタル(VC)投資 も難しくなります。

 以前このブログでもご紹介し た青山学院大学大学院での私の講義では、技術ベンチャーの起業と経営にテーマを絞りその、資金調達から成長戦略までについてのお話をしていますが、昨年来の金融危機によって、その環境は大きく変わっています。講義は、すでに4時限を終了しましたが、次回第5時限(11月8日(土)16:20より)は、独立 系ベンチャーキャピタリストとして「モバゲータウン」のディー・エヌ・エーを成功に導いたことで有名なNTVPの村口和孝さんをお迎えして、このような厳しい環境下におけるベンチャーキャピタルとベンチャー起業のあり方について現役キャピタリストの視点で語ってもらいます。

 今回は、私の講義と違って多くの方々の役に立つお話となると思いますので、対象をオープンにして、少しでも多くの 方に村口さんの話を聞いていただければと考えました。参加資格は一切ありませんが、学内開催のため事前の登録が必要になりますので、参加を希望される方は、参加申し込み用特別アドレス(yhirano1108@gmail.com)に参加希望のメール(氏名、所属)を送ってください。また、講義の後に は、質疑応答およびディスカッションの時間を設けています。多くの人と一緒にこれからの時代のIPOとベンチャー経営について意見を交わしたいと思います ので、少しでも興味のあるかたは是非ご参加ください。

講演:「IPO激減時代のVC投資とベンチャー経営」

講師:NTVP代表 村口和孝氏

日時:11月8日(土)16:20 - 17:50

   ※引き続き、質疑応答とディスカッション

場所:青山学院大学大学院(青山キャンパス内)

   ※教室の情報は、メールをいただいた方にお送りします。

申込:yhirano1108@gmail.comにお名前と所属をメール。

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