父の死後に
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先週、今年に入ってから闘病していた父が亡くなりました。家族から聞いて知りましたが、父は浄土真宗だそうで。家族葬に来ていただいた僧侶の方の説話は非常に興味深い内容でした。
さて、今回の話は、デジタル情報の後始末。まずはオンラインに登録されている情報の整理です。
父はMacユーザーでしたが、どういうことか、システムにユーザーIDとパスワードが全く記録されていません。いちいち手入力していたのだろうか? それはともかく、昭和初期生まれらしく、1枚1枚の紙で登録が管理され、ファイリングされていました。素晴らしいのですが、情報が更新されていなかったり、しばらくアクセスしていないために、ログイン方法が変わっていたり。ほとんどは、登録内容を確認し、登録解除するので、パスワード再発行したりしても、直ちに解除、でした。
放置するしかなかったのは、ソフトウェアの登録です。もはや使わないので、無いものにしてしまって良いのですが、多くの会社はそのような仕組みは無いようでした。父が登録していた数社の中で、根本から削除できたのはジャストシステムのみでした。
父のメールボックスは、一日に何度も届く通販会社のメールと、某新聞社のメール(ニュース、記事や広告)で溢れかえっていました。元気だった時でも、とても見きれなかったと推測します。いくつかのメールマガジンは、登録解除しても、数日間はメールが届くようで、うまくいったかどうかすぐにわからないのが困ります。
これを踏まえて、自分はどうすべきか悩ましいところ。以下のような常識的なことしか思いつきません。
- 登録先にはこまめにアクセスして、更新する
- 不必要なサービスは解除する
- 後始末する可能性がある人には、何らかの方法で情報を伝える
どれも容易ではありませんが、3番目が最も難しい。
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