125cc以下のバイクを第一種原付にする規則がパブリックコメントへ
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以前から話題になっている本件。僕も昨年末に少し書きました。
原付125cc化と高速での大型トラック90km/h走行
国土交通省から次のように発表されています。
道路運送車両法施行規則の一部を改正する省令の制定に関する意見募集について
パブリックコメントは以下。
道路運送車両法施行規則の一部を改正する省令に関する意見募集について
具体的には、125cc以下で最高出力4.0kW以下も第一種原動機付自転車とするように変更されるだけです。
今回、道路運送車両法施行規則の変更点を見て知りましたが、そもそもの第一種原動機付自転車の基準は、総排気量50cc以下もしくは定格出力0.60kW以下のみ。おそらく後者は定格出力なので電動のための基準であり、従来のガソリン車は50cc以下しか基準がなかったとは。最高出力規制もあると思ってました。
本件に限りませんが、市場規模に対する開発コストや維持コストから、日本独自の規制は維持が厳しくなっているはず。例えば、同じバイク分野では、400ccの壁。今日本で売られている400ccのバイクには、海外向け500ccを派生したものがあります。これすら、根本設計は共通でも、テストや認証コストは必要ですから、年間数百台程度の規模では相当に厳しいでしょう。
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