Googleはthird-party cookies対策をどうするのか?
先ごろ、third-party cookies対策として長年Googleが取り組んできたPrivacy Sandboxを棚上げするような発表をして話題になっています。
A new path for Privacy Sandbox on the web
残念ながら、この発表は、棚上げして具体的にどうするのか曖昧にしか書かれていません。
この発表に対し、協力してきたらしいW3Cはお怒りです。
Third-party cookies have got to go
これから引用されている以下の文書は、third-party cookiesを排除すべき理由と、新しい技術を提案する場合の注意点などがよくまとめられています。
Third Party Cookies Must Be Removed
そもそも、third-party cookiesの最大の使い方のWeb広告、third-party cookies機能を提供する最大シェアのWebブラウザー、双方を提供するGoogleが妥当な提案をできる感じがしません。
また、僕はGoogleのthird-party cookies対策には元々疑念を持っており、以下のように書いてきていました。
サードパーティCookie追放に対するGoogle取り組みを調べて
Google Topicsを調べてWeb広告を思う
Googleだけに任せるのではなく、W3CやWeb Hypertext Application Technology Working Groupのような団体で協議する必要があるのではないでしょうか。
上記で書いたことを繰り返しますが、僕が見せられる広告で妥当なものはほとんどありません。おそらく年齢と性別で機械的に出しているような感じがしますが、僕はバイクを乗り回せる程度に十分な体力があり、髪もあり、痩せ型、常用薬が無い程度に健康であり、余計なお世話で見たくもない広告ばかりです。