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サードパーティCookie追放に対するGoogle取り組みを調べて

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先週、Google、サードパーティーCookie完全廃止に向けてFLoCのテスト開始を読んで、思うところあり、勉強しました。

サードパーティCookieは広告のために使われることが多く、広告で成り立っているGoogleには大きな影響があります。広告はあまり関係ないAppleとは違い、Googleは考えたらしい。

Googleの考えで出てくる用語は、FLoC (Federated Learning of Cohorts)。まず、privacy-preserving APIsを読んでみたら、概念はわかったものの、Googleが最終的に具体的にどうするのかはよくわかりませんでした。
もう少しわかったのは、 Building a privacy-first future for web advertisingで、Googleが広告を何とか維持したいことがよく書かれていました。当然ですけど、個人の感触としては邪悪な印象も。

それはともかく、ユーザーの興味、具体的にはWebの訪問履歴をグループ分けし、それに対応した広告を出すことを検討しているそうです。そのグループがCohortで、Federated Learning of Cohorts (FLoC)らしい。cohortと言う単語は初めて聞きましたが、「集団」なんですね。さらに元はラテン語のcohorsで、ローマ軍団の編成単位。こちら(コホルス)は歴史書で見た記憶があります。

訪問履歴からの計算はクライアントで行い、Googleなどサーバーには履歴は渡らないようです。しかし、単なるドメインやURLのままでは優位な統計にはならず、昔のYahoo!のディレクトリのようにジャンル等の分類が必要なはず。それをどう維持するのか、複数のベンダーがそれぞれ管理できるのか、等はわかりませんでした。

実のところ、僕個人としては、これら取り組みはどうでもいいこと。なぜならば、今でもWebの広告は僕にとって的外れで、広告をクリックすることは無いから。こんな(僕にとっては無駄な)取り組みより、正直に無料(広告)サービス受ける人は個人情報提供、有料の人には広告を出さない(もちろん個人情報を収集・集約しない)、とする方が良いのでは無いでしょうか。Google、そしてFacebookも広告モデルにこだわりすぎている感じがします。

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