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財務省「国際収支に関する懇談会」とは

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先日、次の記事を見て、経済の改善策をなぜ財務省で、と思いました。この記事のトーンは、「日本経済の課題を洗い出し、改善策を議論」ですから。
「貿易立国」の次は何で稼ぐ 日本経済の改善策、財務省で議論始まる

そこで、元の情報にあたってみると、国際収支から見た日本経済の課題と処方箋と言うタイトルで、「国際収支に関する懇談会」が先月26日から始まり、6月にかけて「国際収支の各項目に係る議論」を実施するそうです。

これだけでも上記記事がミスリードしていることが明らか。添付されている資料からも、単純な産業施策等ではなく、金の流れや、むしろ金融。財務省で実施する理由がわかりました。

このような議論はとても楽しそうですが、有効な方向性を出せるでしょうか。他国という相手のあることですし、人口減が続く等の重要なパラメーターもあります。単に人口が減るだけでなく、適切な人材がいないかもしれない中、省は違うものの同じく先週27日の第1回 産業構造審議会 製造産業分科会 航空機産業小委員会で報告・公表された「我が国航空機産業の今後の方向性について」のような個別の施策を積み上げれば良いものではありません。興味津々で、最終的な報告を待ちます。

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