二拠点生活の終わり
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ほぼ十年前から続いていた、横浜の本宅と、南東北の別宅での二拠点生活、この文章が公開される時は、別宅の最後の片付けをしているはず。
良かったのか悪かったのか、本宅と別宅の道路距離が250km程度だったため、2週間に一度、車で往復していました。そのため、この間の車の走行距離は22万kmを超えました。運転が好きとは言え、さすがに長い。
本宅と別宅の間は、SoftEtherによりVPN接続しました。別宅についていたInternet接続はIPv6に対応していないのに繋がると思ったら、VPNから本宅のIPv6経由でした。速くはありませんが、なんとかなる程度。2月から契約プロバイダーの固定IPアドレスが値上がりするのは、ちょうど良かったのか?
さて、二重生活の良かったところ。
- いざという時の避難場所がある
実際に別宅が自然災害でしばらく断水になったことがあり、本宅に避難していました - うまくいけば季節を2度楽しめる
満開の桜を2回見れるとか - 双方のいいところを楽しめる・使える
もちろん、よく無いこともあります。
- 移動時間が無駄
- 二重に費用がかかることがある
- 計画を立てるときは、どちらにいるかを意識する必要があり、必然的に計画的な生活になった(自分はもっとほんわかやりたい)
- 結果として、行きたい・したいことをいいタイミングにできないことも
十年も続けられたのは、自分だけでなく、家族の支えが大きいです。そして、今はFaceTime等の色々な手段があり、直接行くことはできなくとも、かなりの代わりになります。妻からの本宅の問い合わせについて、映像を見ながら説明できたり。 とは言え、僕もそれなりの年になったため、残りを考えると行き来の時間は避けたい。これからは落ち着いて、ダラダラしたいと思います。
ただし、まずは、二拠点生活のために実施していたこと、例えばパスポート等の重要品を持って移動、を元に戻さないと。
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